AMD Ryzen 3 2200G BOX
AMD Ryzen 3 2200G BOXは、2018年2月13日に発売された4コアCPUで、Socket AM4搭載のRaven Ridgeアーキテクチャを採用しています。また、AMD Simultaneous Multithreading (SMT)と呼ばれるマルチスレッディング技術のおかけで、コア数は実質的に2倍の4スレッドになります。Ryzen 3 2200G BOXは4MBのL3キャッシュを搭載し、デフォルトでは3.5GHzで動作しますが、ワークロードに応じて3.7GHzまでブーストすることができます。AMDはRyzen 3 2200G BOXを14nmの製造プロセスで構築しています。
TDPは65Wで、通常レベルの電力を消費する。デュアルチャネルインターフェイスを備えたDDR4メモリに対応できます。このCPUは、Radeon Vega 8内蔵グラフィックスを搭載しています。
Ryzen 3 2200G BOXではハードウェア仮想化が利用可能で、仮想マシンのパフォーマンスを大幅に向上させます。さらに、AMD-Vi仮想化(PCIパススルー)に対応できるため、ゲストの仮想マシンでホストのハードウェアを直接使用することができます。Advanced Vector Extensions (AVX)を使用したプログラムは、このプロセッサ上で実行され、計算量の多いアプリケーションのパフォーマンスが向上します。AVX以外にも、AMDは新しいAVX2規格を含みますが、AVX-512は含みません。
互換性ありのマザーボード
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スペック詳細
ソケット形状 | Socket AM4 |
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リソグラフィー | 14 nm |
チップ形状 | 不明 |
プロセッサー・ベース動作周波数 | 3.5 GHz |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 3.7 GHz |
倍率ロックフリー | 不明 |
TDP | 65 W |
システムの種類 | Desktop |
開発コード名 | Raven Ridge |
製品コレクション | Ryzen 3 |
世代 | Zen |
メモリーの種類 | DDR4 Dual-channel |
ECC メモリー対応 | × |
PCI Express レーン | 不明 |
コアの数 | 4 |
スレッド数 | 4 |
内蔵グラフィックス | Radeon Vega 8 |
L1キャッシュ | 128KB |
L2キャッシュ | 512KB |
L3キャッシュ | 4MB |
拡張命令セット | |
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