Intel Xeon Bronze 3106 BOX

Intel Xeon Bronze 3106 BOXは、8コアCPUで、LGA 3647搭載のSkylake-SPアーキテクチャを採用しています。また、Hyper-Threading Technology（HTT）と呼ばれるマルチスレッディング技術のおかけで、コア数は実質的に2倍の8スレッドになります。Xeon Bronze 3106 BOXは11MBのL3キャッシュを搭載し、デフォルトでは2.1GHzで動作しますが、ワークロードに応じて3GHzまでブーストすることができます。IntelはXeon Bronze 3106 BOXを14nmの製造プロセスで構築しています。

TDPは85Wで、多くの電力を消費するので良い冷却システムが不可欠です。このCPUは、内蔵グラフィックスを搭載していません。

Xeon Bronze 3106 BOXではハードウェア仮想化が利用可能で、仮想マシンのパフォーマンスを大幅に向上させます。さらに、IOMMU仮想化（PCIパススルー）に対応できるため、ゲストの仮想マシンでホストのハードウェアを直接使用することができます。Advanced Vector Extensions (AVX)を使用したプログラムは、このプロセッサ上で実行され、計算量の多いアプリケーションのパフォーマンスが向上します。AVX以外にも、Intelは新しいAVX2規格を含みますが、AVX-512は含みません。