ソニー幹部、PS5の供給は2023年まで改善しないと予想

ソニー幹部、PS5の供給は2023年まで改善しないと予想

ソース:Tom's Hardware

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PlayStation 5の入手が容易になる日が来るとは思わいません。本日、ブルームバーグが報じたところによると、ソニーは、2021年から2022年にかけて生産量を劇的に増やすことに成功したとしても、PlayStation 5の需要を満たすことはできないと考えています。

ソニーは4月、PS5が発売されてからわずか6ヶ月で780万台を販売したと発表しました。ブルームバーグによると、同社の最高財務責任者(CFO)である十時裕樹氏は、発表の直後にアナリストに対し、PS5の見通しについて説明しました。

"説明会で十時は、「今年の需要が落ち着くとは思えない。来年、より多くのデバイスを確保し、より多くの台数のPS5を生産したとしても、需要に供給が追いつかないだろう」と述べたと報じられました。

ソニーだけではなく、世界的なチップ不足の影響を受けていない企業を挙げるのは難しいでしょう。ソニーだけでなく、世界的なチップ不足の影響を受けていない企業はありません。例えば、任天堂も同様にSwitchの部品調達に不安を抱えていますし、アップルでも供給が制限され始めます。

このような供給上の制約とPS5の記録的な需要とを組み合わせると、人々がダフ屋からPS5を購入したり、再入荷を常に気にかけたり、忘れ去られた神々にお布施をして運気を高めたりすることに頼るのも無理はありません。(最後の方法は、最初の2つの方法ほど一般的ではないかもしれませんが)。

しかし、ソニーはこの状況に甘んじているわけではありません。ソニーは、AMDとTSMCが開発した新しい6nmのシステムオンチップを採用したPS5の再設計に取り組んでいると言われます。これにより、ゲーム機の製造コストとリードタイムの両方が削減されることになります。

このような変更がどれほど消費者の皆様のお役に立てるかは定かではありません。価格が下がることで需要が高まり、供給が改善されてもゲーム機の入手しやすさが向上するどころか、現状を維持するだけになってしまう可能性もあります。

しかし、少なくとも同社は取り組んでいます...たとえ同社の首脳陣がPS5の供給が可能になるのは2023年(最短)と考えていたとしてもです。

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