複数のGeForce RTX 3080 Tiモデルが2,000ドル以上で出品されています。

イギリスの小売業者であるLambdaTek（via momomo_us）が、GeForce RTX 3080 Tiのカスタムモデルの価格を初めて公開しました。GeForce RTX 3080 Tiは、おそらく近年のNvidiaの最悪の秘密の1つであり、一連の情報から、来月以降、我々のベストグラフィックカードのリストに入ることに全く疑いの余地はありません。

LambaTekは3080 TIのカスタムモデルの価格を2,000ドルからとしますが、注意点があります。現在のコンセンサスは、NvidiaがGeForce RTX 3080 Tiを999ドルから1,099ドルの希望小売価格で発売して、GeForce RTX 3080とGeForce RTX 3090が残したわずかな隙間を埋める可能性があるというものです。価格が正確であったとしても、それはおそらくFounders Editionのものであり、つまりカスタムモデルは最終的にもっと高い価格で登場することになります。さらに、グラフィックスカード市場は今、決して良い状態ではないので、小売業者がNvidiaのGeForce RTX 3080 Tiの希望小売価格を尊重するとは思えません。

また、LambdaTek社は外資系企業であり、ご存知のように、コンピュータハードウェアは米国外では一般的に高価なものです。これらの価格がプレースホルダーであるかどうかはわかりません。理解しやすいように、価格をポンドからドルに変換し、20％のVAT（付加価値税）率を考慮します。

Nvidia GeForce RTX 3080 Tiの価格について

傾向としては、掲載されているすべてのGeForce RTX 3080 Tiグラフィックスカードが2,000ドルを超えており、噂されている1,099ドルの希望小売価格のほぼ2倍となります。しかし、LambdaTek社の価格設定は正確ではないかと考えます。どちらかというと、これらの価格は保守的すぎるように見えます。

例えば、カスタムGeForce RTX 3080グラフィックスカードは、米国市場では2,600ドルからとなります。したがって、より高速なTiバージョンは、かなりの小売店のマークアップを伴って登場することになりそうです。悲しいことに、これが今のグラフィックスカード市場の現実です。在庫は限られており、在庫があるものはとんでもない価格で売られています。

LambdaTekでは、GeForce RTX 3080 Ti Suprim X 12Gを2,559ドルで販売しており、これは数あるモデルの中で最も高価なモデルです。Suprim XはMSIのフラッグシップパーツであり、すべての機能が搭載されているので、これは信じられます。

GigabyteのGeForce RTX 3080 Tiカスタム製品は、2,177ドルから2,559ドルとなります。AorusのGeForce RTX 3080 Ti Masterは、価格的にはGeForce RTX 3080 Ti Suprim X 12Gと並びます。スペック的には、どちらが速いかはわかりません。GeForce RTX 3080 Ti Eagleは、明らかにGigabyteの最安値のSKUであり、それでさえ2,177ドルという途方もない価格です。

Nvidiaは、5月31日に開催されるGeForceイベントをすでに予告しました。この日付は、噂されている「GeForce RTX 3080 Ti」と「GeForce RTX 3070 Ti」の発表と一致します。