EVGAがTeam Redに参加し、史上初のAMDマザーボードを発表

EVGAがTeam Redに参加し、史上初のAMDマザーボードを発表

ソース:Tom's Hardware

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EVGAからの新しい9秒間のティーザーは、X570マザーボードの開発を示唆します。EVGAはこれまでにAMDチップセットを搭載したマザーボードを製造したことがないため、ハードウェア業界にとって衝撃的なものとなります。

EVGAがNvidiaやIntelと強い結びつきを持っていることはよく知られており、EVGAの工場からAMDのマザーボードやRadeonのグラフィックカードが出てくることがないのも説明が付きます。EVGAは過去にAMDプロセッサ用のマザーボードを作ったことがあり、例えばEVGA nForce 730aなどがそれにあたります。厳密には、それらはNvidiaのチップセットを使用していたので、AMDのマザーボードではなかったのですが。

短いビデオによると、今度のAMDマザーボードは、EVGAのプレミアムシリーズである「Dark」に属するものです。サプライズがなければ、マザーボードは「EVGA X570 Dark」として登場しそうです。EVGAは常に保守的なマザーボード作りをしており、新しいチップセットが出るたびに1つまたは2つのモデルを出すのが普通です。X570 FTWの可能性はありますが、それが実現する可能性は低いでしょう。

EVGA愛好家は、長い間要望されていたAMDマザーボードがついに発売されたことを喜んでいることでしょう。Ryzen 5000は、現在市場に出回っている最高のCPUの一つであり、EVGAがAMDの世界に足を踏み入れるにはこれ以上の方法はありません。

AM4ソケットは2016年に発売されたので、EVGAは少し遅れています。AM4ソケットには3世代のZenプロセッサーが通っており、そのライフサイクルは終わりに近づいています。Ryzen 5000(Vermeer)シリーズは、おそらくAM4ソケットに常駐する最後のプロセッサーとなるでしょう。AMDは2021年のComputexで、3D V-Cacheを搭載した新種のZen 3チップを発表しましたが、AM4用かどうかは確認しませんでした。

EVGAから本格的なAMDマザーボードが登場するかもしれない今。EVGAの次の課題が気になるところです。きっと、EVGAはAMD Radeonグラフィックスカードを作るまでには至らないのではないでしょうか?

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