マイクロソフト、サポート対象外のハードウェアでのWindows 11のテストを正式に中止

マイクロソフト、サポート対象外のハードウェアでのWindows 11のテストを正式に中止

ソース:Tom's Hardware

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Microsoftは、サポートされていないハードウェアでWindows 11をテストする「Windows Insider Program」のメンバーに対し、同OSの使用が許可されていないことを知らせる「ワム、バン、サンキュー・マム」というメッセージを送り始めたと報じられます。

The Vergeによると、マイクロソフトは対象となるテスターにメッセージを送ったそうです。「お使いのPCは、Windows 11の最小ハードウェア要件を満たしていません。あなたのデバイスは、Windows 11のWindows Insider Programに参加する資格がありません。Release Preview ChannelのWindows Insider Programに参加するには、Windows 10をインストールしてください。"

マイクロソフトは6月、Windows 11には第2世代のAMD Ryzenまたは第8世代のIntel Coreプロセッサ以降のプロセッサと、TPM(Trusted Platform Module)2.0セキュリティチップが必要であると発表しました。しかし、このシステム要件に対する世間からの批判を受け、第1世代のAMD Ryzenおよび第7世代のIntel Core CPUでのOSの実行可能性を評価することになりました。

そして、8月27日に、特定のプロセッサー(第7世代インテル Core XシリーズおよびXeon Wシリーズ、特定の状況下ではインテル Core i7-7820HQ)のサポートをWindows 11に追加することを発表しました。しかし、信頼性に問題があるとの理由で、CPUの世代については変更しません。

公式の回避策は、サポートされていないハードウェアにWindows 11を手動でインストールできるようにすることが期待されますが、マイクロソフトはそれらのインストール時にWindows Updateユーティリティーを無効にする予定です。また、そのハードウェアを搭載したシステムを「Windows Insider Program」の対象から外し、次期OSを利用するもう1つの方法を閉ざします。

Microsoftは、Windows 11が10月5日に新しいデバイスへのロールアウトを開始すると発表しました。しかし、すべての既存システムに行き渡るのは2022年半ばと予想されるため、アップグレードを希望するWindows 10ユーザーは、対応するCPUとTPMを購入するまでにしばらく時間がかかります。そのため、アップグレードを希望するWindows 10ユーザーは、対応するCPUとTPMを購入するまでに時間がかかります。

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