MSI、Intel Alder Lakeの発売日の可能性を明かす

インテルの第12世代プロセッサー「Intel Alder Lake」の発売が近づくにつれ、噂が右往左往しています。現時点では正式な発売日は確定していませんが、MSIは本日、11月4日の発売を強く示唆しました。

MSIは、CPUクーラー「Coreliquid」の無料アップグレードキットを申請できるフォームを公開しました。このDIYキットは、来るべきインテルLGA1700ソケットに合わせて、クーラーに装着するためのマウントアップグレードです。MSIは、CPUとキットの具体的な発売日については言及していませんが、申し込みは11月4日からとなります。

Alder Lakeが発売されると、少なくとも「Core i9-12900K」、「Core i7-12700K」、「Core 15-12600K」の3つの新しいプロセッサーが発売されることになります。また、同日または直後にKFシリーズが発売されることも予想されます。これらのプロセッサーには、KシリーズのようなインテルXeグラフィックスは内蔵されていません。

噂や初期のベンチマークによると、Intel Core i9-12900Kは、3.70GHzをベースに5GHzのオールコアブーストクロックを提供するとのことです。これに8個のPコア/8個のEコアと24個のスレッドを組み合わせています。その他のユニットは仕様が異なりますが、いずれもTDPは125Wとなります。

また、Intel Alder Lake-Sプロセッサには、次期LGA1700ソケットを搭載した真新しいZ690マザーボードが必要となります。これらのマザーボードの発売日はまだ不明ですが、市場がAlder Lakeを手に入れることができる頃には入手可能になると考えてよいでしょう。

これまでの噂では、インテルの次世代プロセッサーの発売日は11月19日とされました。これが単なる予測の間違いだった可能性もありますが、インテルが発売日を早めて4日にすることを決めた可能性も同様にあります。しかし、どのような噂も大目に見るべきであり、10月27-28日に開催される「インテル・イノベーション・イベント」までは、インテルから何か言われることはないだろう。