念願叶ってDivider200TGWhiteで組んだサブ機 #0

念願叶ってDivider200TGWhiteで組んだサブ機

roadrunner

メイン機の構成はこちら。また、以前のサブ機の構成はこちら。)

つい先日のことですが、たまたまウェブフリマでThermaltake製のDivider 200 TG White未使用品が破格の値段で出ていたので、慎重に相手の出品者の方を調べ、大丈夫だと判断できた段階で購入しました。結果、きちんと未使用品だったので、保証はありませんが、良い買い物ができました。

というわけで、若干のパーツ構成を変えつつも以前のサブ機からほぼ丸ごとパーツを移し替える形で新サブ機としました。

以下は、今回入れ替えたパーツのみの説明になります。

 

GPU:MSI GeForce GT 1030 2GD4 → 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3060Ti

こちらはわけあって予備用のグラボを入れていたのを元に戻したという形です。

5600X+3060tiとか、FHD用ゲーミングPCとしてはそれだけで十分な構成と言えますが、サブ機の基本用途は仕事用のテキストの打ち込みという感じです。

もちろんこれだけの用途であればGT1030でも十分なのですが、どうせパーツを入れ替える機会なのだからと元に戻しました。

しかし2スロット2ファンの3060tiって本当に取り回しがいいですね……。これがあるおかげでどういう組み合わせであったとしてもとりあえずこれ入れておけ、となるので非常に便利です。マイニングによる値上がりさえなければ、1060に代わる傑作機として間違いなく普及していたと思います。

 

M/B:MSI B550 GAMING CARBON WIFI → ASUS PRIME B550M-A (WI-FI)

これはケースがmicroATXになったからという理由で機械的に換装となりました。

というかPRIME B550M-Aがあったおかげでケースを躊躇なく購入できた側面もあります。

TDP65Wの5600Xを定格使いする程度であれば十分なVRM構成となっていますので、仮にこのサブ機でゲームなどをやることになったとしても特に問題ないでしょう。

 

Cooler:Deepcool AS500 → Deepcool AS500 plus white

本当はAS500のままでもよかったのですが、ちょうどメイン機の方でplus whiteのファンを使っていたAssassinⅢが一時的にお役御免となったので、ケースの白い見た目に合わせて換装しました。

AS500でもほぼ十分な冷却性能だったのですが、plus whiteにしてからはより一層温度上昇が抑えられ、ケース自体の冷却性能と相俟って挙動に対して何も心配をする必要がなくなりました。

ある意味メイン機より長生きしそうです。

 

FAN:ARCTIC P14 PWM PST White/White+Deepcool GAMER STORM TF120 S WHITEを増設

後述しますが、前のケース(P101 Silent)ではデフォルトで前面ファン3基と背面ファン1基が付属していたのと天面が塞がっていた関係で、特にファンを増設する必要がなかったのですが、Divider 200の場合には側面にもファンを増設でき、また付属している背面ファンも140mmに換装でき、さらには底面にも120mm×2を増設できるとのことだったので、側面と背面に関しては140mmを3基、底面には120mmを2基増設しました。

Arcticの140mmファンについては、実は140mmが必要な時が来ると思い、以前より少しずつ購入していたのですが、今回その機会に恵まれたということでまとめて3基使用しました。またDeepCoolのファンについては以前メイン機で使用していて換装したものをそのまま流用しました。

TF120Sは風のつかみが良い反面、回転数が増すと風切り音が大きくなるので、回転数をうまく制限しながらの運用となりますが、底面ファンとしての使用なので特に高回転にする必要がないという点でうまくはまりました。

P14に関しては初の使用だったのですが、静かです。また、防振用のゴムがないのですが、特に必要ない程度には回転のブレが少なく、振動が発生している感じはありません。回転数自体も140mmファンとしては多く回るほうなので、冷却重視にしようと思えば回転数を高くすることもでき、非常に使い勝手がよさそうです。いまのところ冷却面では十分なので特に回転数に気を遣ってはいません。

 

Case:Antec P101 Silent → Thermaltake Divider 200 TG Air Snow

この記事のメインですね。

P101は元々初自作の際に選択したケースだったのですが、それをサブ機用に今まで流用していました。ただ、ミドルタワーとしては割と大きめの筐体なので、以前よりもう少し大きさが控えめのmicroATX用ケースに交換したいと色々物色していたというのが、今回のケース換装のそもそものきっかけです。

以前からThermaltakeのキューブ型microATXケースシリーズを使いたいと、ここでもいくつか記事を書いていたのですが、Divider200はその中でも最新のケースです。キューブ型としては系譜があるのですが、それがDividerシリーズの一環として取り入れられたという形です。

特徴は、そのキューブ型の筐体であるという以外にも、その形をうまく利用して、付属の前面ファンを200mmにしている点が挙げられます。これもThermaltakeのキューブ型ケースの系譜ですが、ファンは単純に口径が大きい分だけ回転数が少なくとも風量が大きくなりますので、200mmとなると上限が800rpmであったとしても140mm×2よりは吸気に期待できる感じです。

その点も空冷派の私としては魅力的なケースでした。

最近のCPパーツはどれも標準以上の品質を保ったものが多いですが、このケースも背面と底面以外の各部が取り外し可能となっているため、microATXのケースとしては配線の取り回しに非常に余裕があり、パーツの取り付けにも苦労しません。

また、天面がガラスになっていますが、マザーボードが平置きで装着するタイプのケースであるため、床置きの場合にはパーツの各挙動を常に確認でき、何か問題があったりちょっとした調整をする場合にはその天面のガラスをツールフリーで取り外して内部にアクセス可能です。

Dividerという命名の理由となっている、側面の斜めのガラス面の着脱もピン接合でツールフリーとなっていますが、製品の精度が高いため、ガラス面でない残りの面との干渉も全くなく、着脱に支障は全くありません。

少なくとも私にとっては様々な面で使いやすさとメリットしか感じないケースですが、唯一の欠点があるとすれば、ケースとして特殊な寸法でしょうか。キューブ型なので、ケース幅はATXケースよりも大きいです。そのため、床置きでなくデスク上への設置となった場合にはデスク上の面積を多く占有することになるかもしれません。

ただ、タワー型のケースとは違い、地震その他外部的要因によって横倒しになってしまうというデメリットはないため、デスクに余裕があるのであれば、個人的にはタワー型よりもお勧めできると思います。

とにかく満足度の高いケースでした。

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パーツリスト

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電源
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TSUKUMO¥19,553

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総計

電源 361W/推奨 541W 以上

推奨 541W 以上

¥162,001

4562
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R20マルチコア

604
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R20シングルコア

11693
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3DMark Time Spy


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