【i7 11700K、RTX3060ti】BTOになるべく近い構成、なるべく近い価格で組んでみるPart.10【GALLERIA 渋谷ハルモデル SHA7C-R36T】
同じ価格帯のBTOパソコン
(税込)
(税込)
(税込)
(税込)
パーツリスト
INTEL H570 | ATX | LGA 1200 | USB Type-C | Wi-Fi 6 | 2021-03-30発売
x1
2 x 16GB | DDR4-3200 | DIMM | 2021-01-01発売
x1
GeForce RTX 3060 Ti | GDDR6 8GB
x1
容量 1TB | 3D TLC | M.2 (Type2280) | PCI-Express Gen4 | 2019-07-01発売
x1
その他
Windows10 Home
OS
¥15,400
x1
総計
電源 336W/推奨 504W 以上
推奨 504W 以上
¥211,700
BTOになるべく近い構成で組んでみる企画第十弾です。(この企画の記事まとめはこちら。私の現在のメイン構成はこちら。)
もうこの企画も2桁に突入しましたが、そろそろ新しい企画も考えようかなと思ってます。ちょっとリアルが忙しいのでもう少し先になりそうですが。。
ただ、この企画でまだ取り上げてないブランドとかメーカーが多いので、当分ネタに困ることはなさそうです。
今回はそういう今まで取り上げていないブランドの中でも、なんで自分取り上げなかったんだというガレリアブランドのVTuberさんとのコラボモデルです。
このモデルのコラボ相手は渋谷ハルさんです。出始めのころはPUBGで活躍されていた印象ですが、最近はAPEXを中心に大会企画などをなさっているようです。企業に属さない、いわゆる個人勢のVTuberさんですが、長く活躍されている一人です。
というわけで、渋谷ハルコラボモデルの中でも、FPSゲームでFHD144fpsを安定して出すことのできるというスペックを持つ3060tiを搭載したモデルを今回は取り上げます。お値段は税込み259,980円。パーツもできる限りドスパラで揃えてみました。
最近、というかここ2年ぐらいでVTuberさんとのコラボPCというのをちらほら見かけるようになりましたが、なぜか今まで取り上げてこなかったガレリアというブランドの、こうしたコラボPCを取り上げて、通常のBTOと価格が違うのか、あるいはどのようなカスタマイズがされているのかを見ていきたいと思います。
❶CPU:Intel i7-11700
Kなしのインテル第11世代i7です。KなしはOCができず、またi9と比べると各種ブーストが制限されているようです。細かいところは知りませんので調べていただければと思います。
ブーストが制限されている分、熱問題が発生しやすい第11世代の8コア16スレッドの中ではもっとも扱いやすいと言えます。
今回扱うモデルのGPUが3060tiであることを考えても、あんまり面倒を見なくても扱いやすい高性能ゲーミングPCを目指しているのかなと思われます。
❷GPU:Palit RTX 3060 Ti Dual OC V1 8GB LHR版
製品版は3060tiとしか表記がなかったのですが、どうせドスパラでパーツ揃えるならという意味でパリットの廉価版を選択。11700との組み合わせであれば、どちらかの性能のせいで頭打ちになることはないと言えます。
4K+レイトレーシングみたいな超重量級のゲームをやろうとしない限りはどんなゲームでも満足にプレイできると思います。
❸マザーボード:表記なし → ASUS TUF GAMING H570-PRO WIFI
CPUがKなしのものだったので、OC機能のない分安いH570のチップセットを選択し、マザーボードとしては無難なTUFにしました。
インテルはマザボによってOC機能取ったり付けたりするのはマジで嫌い。
❹CPUクーラー:Deepcool GAMMAXX L240 V2
簡易水冷としては格安でそこそこ冷えるという有名な一品。初めて簡易水冷を使ってみようという人には向いてると思います。
ただ、安さ相応にポンプの挙動音の気になる程度の煩さと、そこそこ冷えるとは言いつつ同じ値段の上位空冷のほうが冷やせてしまうという程度の冷却能力が欠点です。
11700に合わせて使う場合には冷却能力が明確に足りないので、できれば換装したいです。
でも最近は製品自体の質が良くなって冷却性能も上がっているという噂なので、新しいレビューを見てみたいですね。
❺メモリ:16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャンネル) → CFD Selection W4U3200CM-16GR
メーカーなどが記されてなかったので、いつものネイティブメモリ。
❻ストレージ:1TB Gen4 NVMe SSD (M.2 PCIe Gen4x4,読込速度 5000MB/s,書込速度 4000MB/s)
→ CFD PG3VNF CSSD-M2B1TPG3VNF(1TB)
シーケンスのカタログスペックしか載っていなかったので、そこからGen4第一世代だと推察し、その世代で重宝されていたCFD販売のVNFを選択。AUROSのやつでもよかったのですが、こちらはいまでも販売されてて、かつ1TB帯だとセール時にはほぼGen3に並ぶような価格帯で販売されているので、コスパという面でこちらを選びました。
コントローラの挙動的にはシーケンスほどの速さがあまり出ないですが、それでも絶対的な性能はGen3に勝るものがあるので、価格が下がってきている今は買い時かもしれません。
ちなみに第2世代のコントローラになって最初のモデルであるVNZは、シーケンシャルこそ早いものの、その他の性能はいまいちと聞いて、その辺からSSDの挙動や性能なんかに興味を持ち始めました。
❼電源:650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) → 玄人志向 KRPW-BR650W/85+
こちらもワット数と80plus認証しか書いてなかったので、それに合わせて玄人志向の650W電源を選んでみました。650Wのブロンズ電源でもう一つ有名なやつがあったのですが、どのブランドの製品か忘れてしまったので割愛。
肝心のワット数はぎりぎりこんなものかなという感じです。ケースにファンを増設したりストレージを増設したりRGBつけたりしているとがんがん増えていくので、この構成から将来的な拡張を考えている人は、基本的には750W以上の電源をお勧めします。
750Wだとゴールド電源が群雄割拠状態なので、良い電源を探しやすいですし。
❽ケース:メーカー製 → NZXT H510
意外とこの企画で一度も選択していなかったNZXTのH510をここで選択しました。ガレリアのケースはドスパラのホームページに詳しく記されている点は好感が持てますが、そちらを参照したところ、外見はともかくごく普通のミドルタワーと言えますので、基本的に何を選んでもいいと思います。
というわけで、ようやく選ぶ理由ができたということで満を持して(?)H510を投入。
メンテナンス性も高いということで、将来的に一回は使ってみたいケースですね。
❾総評
というわけで、他のお店で注文すれば多少安くなるパーツも含めてすべてドスパラでの購入を想定した場合、総額は216,329円となりました。
差額の4万がブランド料といったところでしょうか……。
ブランド料(?)自体はともかくとして、個人的にこの構成でこの金額がとられてしまうという点が少し納得いかない面があります。せめてCPUクーラーと電源ぐらいはもう少し気を使ってもらいたい。
このシリーズ始まって以来、初めてなんか納得のいかない構成でした。
R20シングルコア
3DMark Time Spy
シェア