【モンハンライズ高スペック対応】モンハンライズのSteam版が出たので快適に遊べる組み合わせを考えた【BTOシリーズ番外編】
同じ価格帯のBTOパソコン
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パーツリスト
INTEL B660 | ATX | LGA 1700 | USB Type-C | Wi-Fi 6 | 2022-01-05発売
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2 x 8GB | DDR4-3200 | DIMM | 2021-01-01発売
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Radeon RX 6600 XT | GDDR6 8GB | 2021-08-12発売
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その他
総計
電源 191W/推奨 286W 以上
推奨 286W 以上
¥184,588
BTOになるべく近い構成、なるべく近い価格で組んでみるシリーズ番外編です。
モンスターハンターライズのスチーム版が発売となったとのことで、おそらく近々BTOでもモンハン推奨パソコンなるものが登場すると思いますが、それに先駆けて、モンハン公式で出している高スペック対応のパーツを集めて組んだらどれぐらいになるのか、というのを試しに作ってみようという企画です。
ちなみに、公式で出ている推奨スペックは以下のような感じです(最低はなし)。
・推奨
CPU……Intel® Core™ i5-4460、AMD FX™-8300
GPU……NVIDIA® GeForce®GTX 1060 (VRAM 3GB)、AMD Radeon™RX 570 (VRAM 4GB)
・高スペック
CPU……Intel® Core™ i5-6660K、AMD Ryzen™ 5 1500X
GPU……NVIDIA® GeForce®RTX 2060、AMD Radeon™RX 5700
・最高スペック
CPU……Intel® Core™ i7-7700、AMD Ryzen™ 7 1700
GPU……NVIDIA® GeForce®RTX 3070、AMD Radeon™RX 6800
ぱっと見る感じ、高スペックまでは今PCを組んだり買ったりするのであれば、よほど変なものを買ったり変にケチらなければ十分対応できると思います。
むしろ最高スペックのグラボが高スペックから飛びすぎな気がする。
高スペック対応の構成をそのまま組もうとすると、特にCPUが古くWindows11へのアップデートにも対応していないので、手に入れづらいという現状があります。
この構成を現在風にアレンジしつつどのぐらいの値段になりそうか見ていきます。
❶CPU:Intel Core i5 12400F
ようやく登場したインテル第12世代の6コア12スレッド人気シリーズ。
価格は前世代や前々世代と比べると値上がりはしていますが、この価格帯でAMDがだらしないのが原因なので致し方ない面もあります。
クロックを抑えつつ、Pコアのみでの6コア構成なので、同じく6コア12スレッドのRyzen 5600Xと比べても遜色ない程度の性能に仕上がっています。
ミドルレンジはコストパフォーマンスが強く求められる価格帯で、6コア12スレッドは特にシングル性能の伸びが全体性能に直結することもあり、毎世代の進化、というより旧世代の陳腐化がより激しいですね。
むしろそのような価格帯で1年以上優勢を保っていた5600Xの名作ぶりを称えるべきか。価格さえ順当に安くなっていけば、コスパPCの定番CPUの座を数年は保てるポテンシャルがあるのですが、現状は12400Fのほうがよいです。
しかし、12400F自体も次世代で陳腐化する可能性のあるものなので、次世代のラプターレイクの400番台が出た際には(ソケットも共通らしいので)潔く買い替えるつもりで購入したほうが良いかもしれません。
ただ、現状出ている情報を見る限りでは、インテルの次世代はそれほどIPC上がらなさそうなので、そうであれば2-3年はいいパフォーマンスを維持できるかもしれません。
❷GPU:PowerColor Red Devil AMD Radeon RX 6600XT
モンハン公式の高スペック推奨はRTX2060ですが、現状のRTX2060はつい最近搭載メモリ(VRAM)12GB版が登場したばかりで、価格が6万円台と、まあまず選択するべきではない感じなので、今回は6万円台中盤でRTX3060より有意に強いRadeonの6600XTを選んでみました。
今世代のラデオンはドライバー関連に(多少は聞くものの)大きな不具合などがなく、またドライバーの更新も頻繁にあり安定しているようなので、ゲームを主眼とする場合、特に6600XTはコスパ的には現状とても良い選択肢だと思います。
本当は6800XT辺りもよい性能を発揮しているのでオススメの中に入れたいのですが、いかんせん流通量の少なさとそれゆえの高価格が災いしてとてもお勧めしにくいものになってしまっています。。この辺の事情は3060tiも同様。
❸マザーボード:MSI B660 TOMAHAWK WIFI DDR4
B660は拡張性能とCPUのOCとを引き換えとして、安価を保つマザーボードとして売りに出されています。
ほかにH670とH610も同時に発売されていますが、H670はCPUのOCはしないけどPCIeスロットなどの拡張性を維持したい人向け、H610は本当にPCが動けばいい人向け、という感じです。
B660は拡張性を抑えたといっても、感覚的にはAMDのB550より、特にM.2スロットの拡張性が高い印象です。
今回は電源周りの信頼性と各種機能が一通りそろっているトマホークを選択しましたが、Wifiなどの搭載を落としたMicroATXであれば1万円台のマザーボードもあります。
最安値のマザーボードだと総額で16万円前後になるかと思います。
❹CPUクーラー:Deepcool AS500
クーラーは悩みましたが、結局安定のAS500にしました。
ぶっちゃけリテールクーラーでもいいのでは、とも思ったのですが、第12世代の発熱なめちゃいかんよなぁと思いました。
もう一つ悩んだのが、リビジョンされた虎徹。
正直どっちでもいいとは思ったのですが、決め手は今回選んだケースがディープクール製だったから。
もう少し小さいミニタワーとかであった場合にはリビジョン虎徹を選んでいたと思います。
❺メモリ:CFD Selection W4U3200CM-8GR
もはや説明不要のマイクロン製ネイティブメモリ。
❻ストレージ:SSD サムスン 980 MZ(1TB)
こちらは容量で悩みましたが、おそらくモンハン推奨と言って組む場合、あまり中身を見ないだろう、であればなるべくストレージは積んでおいたほうがよかろう、という意味で1TBを選択しました。
機種は実性能に優れたサムソン製の980シリーズ。
正直この価格で(これより安い値段でざらに出てる)キャッシュレスなのにこれほどの高性能のM.2のGen3SSDは他にないでしょう。
最近出たウェスタンデジタル製のSN570も、価格性能ともにそこそこ優秀ですが、Gen4のSN850のような位置づけにはなれずじまいといったところ。
❼電源:Antec NeoECO Gold NE650G
安定のネコ。どうせならケースに合わせてディープクール製の電源をとも思ったのですが、ノイズが少ないに越したことはないので(ディープクール製は少しノイズが多い)。。
❽ケース:Deepcool CG560
ある意味今回の最大の特徴であるディープクール製のケース。
最近レビューを見たのですが、取り回しとして縦に短く横に太く、といったような造りになってました(自社製品の空冷最強さんを入れるため?)。
フロントにUSB Type-Cがないのは今のご時世的には少しマイナスですが、まあどうせモンハン推奨だし……といったところ。
ちなみにケース付属のファンはフロントに3基、リアに1基でフロント3基はARGB仕様となっており、当然ファンコンとRGBコンはついています。
❾総評
というわけで、わりあいパーツにこだわったところもあり、総額は171,130円となりました。
こだわりポイントを捨てて、全部最安価(ただし最低限の信頼性保証)のものを選ぶとすれば、ぱっと見でもここからさらに2万円は減らせるので、そうなると総額で15万円前半ぐらいとなります。
具体的には、マザーボード、電源、ストレージ(500GBに減らす)、CPUクーラーがもっと安くなります。
価格重視のBTOだと、おそらく16万円前後で売りに出される感じになるのではとにらんでいます。
AMDのCPUであれば、5600Xでプラス1万円の、総額17万円前後でしょうか。
本当はこの価格で3060ti搭載ぐらいであれば大変満足のいく結果になったのでしょうが……まあでも6600XTがあってよかったといったような感想が出てくる価格です。
ただ、今春あたりにインテルが新GPUでこの辺りに殴り込みをかけて来るらしいので、そうなるとミドルの値段もいい感じに下がってくる……といいですね。
次世代GPUもそろそろ具体的なうわさを聞いてもいい頃合いになってきたので、NVidia、AMD、Intelの殴り合いが今後も楽しみです。
R20シングルコア
3DMark Time Spy
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