結果的に生まれた2台目の自作PCです。写真はPC内部と、カートに乗った本体と、サブデスク正面です。(メインの構成はこちらです。)
普段使いから頑張って荷物片づけましたがあんまり片付いてませんね……。現在はちょっとだけ配置が変わっています。
サブPCと言いながら、結果的には私が好むパーツが多い、というかほとんど自分の趣味だけを寄せ集めて作ったようなPCになってます。
でもよく考えたら、ゲーミングPCという側面で評価すればコスパという面で非常に良い組み合わせになっているんじゃないかという気もします。ゲーミングでは使わないけど。。
(ちなみに現在のGPUはMSI杯に合わせてGT1030に戻しています。一枚目の写真もGT1030です。)
以下、パーツごとに紹介。
❶CPU:Ryzen5 5600X
2021年現在のミドルレンジの最高傑作。12600Kのほうが性能自体は高いけど、あれは6コアではないし、消費電力とか総合的に見たら、使いやすさは5600Xに分があります(問題は値段だけ……)。
何が良いって、6コア12スレッド以内の動作であれば、5950Xとかとほぼ変わらないパフォーマンスを発揮できるよう調整されてる点ですね。
下位レンジとシングルその他で有意な差をつけてるインテルCPUと比べる際、実はその辺が一番の差だと思っています。
個人的に気に入っている製品。
❷GPU:玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3060Ti(現在はMSI GeForce GT 1030 2GD4)
サブPCを組んだ当初は、半額で手に入ったということもあり、MSI GeForce GT 1030 2GD4というロープロファイル対応のGPUを使っていました。
GT1030はロークラスのGPUではありますが、HDMIとDPを一つずつ搭載しているのでデュアルディスプレイに対応できますし、4K出力、4K動画視聴ともに全く問題ありません。
テキスト仕事用のサブPCのGPUとしては必要十分な機能を持っていると言えます。
もともとテスト用に購入したものですが、メインPCにRTX3080を搭載したため、これまで使用していたRTX3060tiがおさがりで回ってきたという感じです。
正直5600Xに3060tiという構成であれば、普通にフルHD~WQHDぐらいまでのほとんどのゲームで不満なくプレイできる程度のパワーを持っていますので正直サブPCとしてはちょっとオーバースペックな感がありますが、まあ所詮趣味なので必要性とかは二の次な感じです。
冷却面や静穏性その他については、同じ玄人志向のRTX3080との比較記事で言及していますが、3060ti、3080ともに非常に良好で、なんというか、4000番台を仮に買うとしたらもう一度ガラクロ選びたいなぁと思えるぐらいにはいい出来の傑作機と言えると思います。
これもお気に入り。
*いまはMSI杯期間なので、グラボを上記のGT1030に再換装してます。いまの用途であれば上記の通りまったく問題ないので、もう一度換装するのが面倒なのでしばらくこの構成になるかも。
❸マザーボード:MSI B550 GAMING CARBON WIFI
一度故障したのを機にメイン機のマザボをX570 Unifyにして、結果こちらがサブ機に回ってきました。
メイン機のほうでストレージを増設する必要があり、拡張性に不安が出てきたということもあります。
拡張性に制限があるのはCARBON WIFIに原因があるというよりはB550全般の問題です、もっと言えば、問題というよりはB550がそもそもミドルレンジのチップセットなので、排他仕様が若干面倒になるのは仕方がない感じです。
ただ、このマザボ自体の排他仕様はわりあいわかりやすいので(簡単に言えばM.2_2使うとCPU直結以外のPCIeのほとんどが使えない)、その制限さえ頭に入っていれば、SATA接続なんかでストレージの容量を積むことはできます。
それ以外の機能面で言えば、故障時の通電を確かめる手段に乏しいという特殊な点以外ではほぼ不満がありません。ケースのフロント用のUSB-Cポートもあり、ケースファン用のポートは多すぎるほど多く、電源周りもハイエンドCPUを使用しても問題なく(最近のミドルレンジはだいたい問題ないと思いますが)、VRM、MOS、CHIPSETの冷却面も非常に優れている、という、安定感のあるマザーボードと言えます。
USBの拡張性に関しても、他社の同価格帯に比べれば少し少ないとは思いますが、実際に使用している感じから言えばほとんど問題ないです。
ソフト面だけはASUSに劣っているかなぁと思いますが、これは個人的な好みですが、PCを光らせたりすることはなく、各種ドライバー更新とかbios更新とかもソフトを使わない派なのでそもそもインストールしませんし、私としては問題ないです。
この種のソフトはそもそもbiosに影響を及ぼす可能性があるので、そもそもASUSであったとしてもよほどのことがない限り私は入れませんけど……。
これまたお気に入りの製品の一つ。
❹CPUクーラー:DeepCool AS500
これまたミドルレンジの最高傑作。
現在、私の手元にはAS500のほかに、AS500 plus whiteとアサシンⅢがあり、ほかにケースファン2種とグラボステーもメイン機に取り付けられているので、なんかDeepCoolのファンみたいな感じになってます。
ケースに収まりさえすれば、ほとんどの場合これで十分と言えます。また、高さが問題となる場合には、同社のAK620も販売されているのである程度まではそちらで対応することも可能。欲を言えば、虎徹の代替製品として、AK620の半分の大きさのシングルファンバージョンを出してくれれば、私の場合ほとんどDeepCool一択になりそう。
静音性という観点で言えばまだノクチュア製品のほうが良い気がしますが、少なくとも私の耳であればケースに入れれば変わらないので、トップフローを選択せざるを得ないという特殊な用途を除いてはこれからも空冷はDeepCool製のクーラーを選ぶと思います。
❺メモリ: CFD Selection W4U3200CM-8GR ×4
ごく普通のマイクロン製チップを利用したネイティブメモリ。性能的には8GB×2で十分ですが、余ってたので4枚差してしまいました。
ネイティブでOCもしないので特に問題なく動いています。
CFD製のネイティブメモリは永久保証なので、その点も重宝しています。
❻ストレージ:Intel SSD 760p(1TB)
購入当時はまだSSDの価格も、最安値で1TBで13000円前後という時期だったのですが、長らく値段の落ちなかった760pが13900円に価格が急に落ちたので、思わず購入してしまいました。
Gen3のマックス性能からは、特に書き込み速度が劣る感じになっています。ただ、このSSDはランダムが相殺的に強いらしく、実運用でかなり粘るので私としてはこれにしてよかったと思ってます。
現在はこの価格であればサムソンの970evo plusも1TBが購入できますし、実性能だと体感で差を感じる場面があまりないことを考慮すれば、好きなブランドの製品を買えばどの製品でも問題ないと思います。
❼電源:Super Flower LEADEX III GOLD 750W
名作電源。
たいていは750Wの容量があればどのような構成でも事足りますが、750W帯はほかにも割と安くて良い電源があるので、12000円するLEADEXⅢは少し値の張る製品となっています。
私個人の嗜好から言えば、superflowerであれば安心できる、というブランドなのと、電源に関してはあまりコスパとかいう話で考えるべきではないと考えているので、紫蘇電源みたいな倍近くする値段のものでなければ、ほとんど超花電源一択かなぁという感じです。
今手元には、この750Wのほかに、LEADEX V 850W G130X-GOLDと、LEADEX V 1000W PLATINUM PRO WHITEの二つがあります。
すべて私にとって好ましい製品ですが、この中でも特にお気に入りはメイン機で使ってる1000WのWHITE。奥行きが13cmなのに静音性抜群でケーブルも質の高い白で統一されていて隙が無いです。お値段もそこそこしますが。。
❽ケース:Antec P101 Silent
5インチベイ付きの標準的なミドルタワー、ただし大き目。
Antecのケースはそこそこな安さで静音性が高く、そのまま運用できる程度にケースファンがきちんと付属しているという感じの印象でしたが、ここ1年で特に冷却性能を追求した商品も販売していて、ラインナップがよい塩梅になってきています。
P101は名前の通り静音性を追求しているタイプですが、エアフローを工夫すれば冷却面も全く問題ありません。
それだけにHDDの共振問題だけが惜しい。共振についてはこちらの記事も参照。
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パーツリスト
AMD B550 | ATX | Socket AM4 | USB Type-C | Wi-Fi 6 | 2020-07-10発売
x1
2 x 8GB | DDR4-3200 | DIMM | 2021-01-01発売
x2
GeForce RTX 3060 Ti | GDDR6 8GB | 2020-12-02発売
x1
容量 1.024TB | 3D TLC | M.2 (Type2280) | PCI-Express Gen3 | 2018-04-12発売
x1
750 W | ATX/BTX/EPS | 80PLUS Gold | プラグイン対応 | 2019-09-14発売
x1
総計
電源 372W/推奨 558W 以上
推奨 558W 以上
¥177,193
R20マルチコア
R20シングルコア
3DMark Time Spy
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