Optix MPG341CQRの長所短所まとめ
長所・得意7
- HDR10、DisplayHDR 400標準を対応とのことで、通常のモニターよりもはるかに多くの色を表示できる。ゲーム中暗所に隠される敵をより簡単に見つける。
- デジタルシネマの規格のDCI-P3を84%カバーしたため、一般sRGBディスプレイでは再現し切れない豊かな色合いを体験できる。
- 144Hzのリフレッシュレートは液晶モニターとしてハイレベル 。ただそれに相当するグラボが必要。
- アスペクト比がウルトラワイドの21:9で、このアスペクト比対応のゲームなら、より多い内容が視野(FOV)に入ることになる。なお映画のアスペクト比の2.35:1に近いため、映像を画面いっぱいで楽しめる。
- 曲面モニターだとゲームや映像の没入感に大きく貢献できる。
- Thunderbolt端子対応。一本のケーブルにビデオ出力、USB-Cのデータ転送やノートPCの充電ができるThunderbolt-3は現時点最高レベルの入力端子だ。
- 可変リフレッシュレート同期機能(AMD FreeSyncあるいはNVIDIA G-Sync)の搭載で、画面のズレを抑え、より快適なゲーミング環境になる。
短所・不得意4
- 発売してから2年以上も経過したので、近いコンセプトの新しいモデルがあるかどうかが要確認。
- 109 PPIはPC環境(モニター距離60cm前後)で使用する場合画素が肉眼で区別できるレベル。RetinaディスプレイのMacbookやその相当の精細度のスクリーンを持つノートPCと一緒に利用するのは不向き。
- VAパネルでは視野角がTNより改善されるものの、IPSパネルに比べれば、視野角の変化によるコントラストや色の劣化が発生しやすい。
- YouTubeやNetflixなどのサービスのコンテンツはほぼ16:9なので、特別なソフトを使わない限り、映像の両側に黒帯が出てしまう。
Optix MPG341CQRで自作PCを組むには
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Optix MPG341CQRの横比較
モニターの使い道に関連性に大きな属性を数値での分析です。自作.comに収録された3,000台以上のモニターを横比較し、 MSI Optix MPG341CQRのスペック別の偏差値を算出していきます。
sRGBカバー率について
sRGBはCRTモニターの時代の1998年の国際電気標準会議で作られた基準で、液晶ディスプレイしかマーケットに流通していない2019年現在、ある意味史前スペックと言ってもいい基準です。
Optix MPG341CQRのsRGBのカバー率109.2%は自作.comに収録したモニターのsRGBカバー率の平均値109.8%より低い数字です。それをベースにして算出したsRGBカバー率の偏差値は49.6、平均より低いのが非常に悪い数字とも言えないです。
パネル種類について
液晶モニターのパネルは主にTN/VA/IPSの3種類があります。一般的な優劣論にしたら、IPSパネルが総合的に一番優れている技術です。 なお、最近スマホのフラグシップモデルに採用された液晶LEDパネル(OLED)を利用したモニターも登場し始まるところです。 Optix MPG341CQRはVAパネルのモニターです。
パネルの点数を10点満点にして、TN/VA/IPS/OLEDをそれぞれ1、3、6と8にして、偏差値を算出してみました。Optix MPG341CQRの偏差値はややアンダーの44.3になります。
リフレッシュレートについて
1秒間にモニターの画面が何回かが書き換わったかを表す数字がこのリフレッシュレートです。Optix MPG341CQRのリフレッシュレートが144.0Hz(ヘルツ)であって、つまり1秒間Optix MPG341CQRの画面が144回更新されたということです。
リフレッシュレートは特にゲーミングに重要な数値です。1秒間更新された画像の枚数の増加で、敵の動きがより明確に確認できるのが理由です。注意すべきのは、高いリフレッシュレートは画像の品質を向上するものではなく、動きのしなやかさを改善するものです。
モニターを選ぶ際に気をつけないといけないのは、この数値はあくまで論理的な数値です。画面の綺麗なAAA大作タイトルは特に、高価なグラフィックスボードがなければ、モニターの論理的な最高リフレッシュレートで描画することはまずないです。
Optix MPG341CQRのリフレッシュレート144.0Hzは自作.comに収録したモニターのリフレッシュレートの平均値82.6Hzより非常に高い数値です。それをベースにして算出したリフレッシュレートの偏差値が69.1となります。最高解像度の3440 x 1440でこの144.0Hzのリフレッシュレートを実際体験してみたいなら、プレイ予定としていたタイトルに合わせてグラボを選びましょう。
Optix MPG341CQRの価格情報
Optix MPG341CQRの価格情報(2021-06-24 05:55:18)。価格情報はネットで定期的に収集したもので、正確性は必ず各ショップにてご確認ください。
ショップ | 価格 | 在庫 | |
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Amazon公式(米尼) 更新: 2019-07-16 | $269.99 ¥40,010 | 在庫 | サイトを見る 確認 |
パソコンSHOPアーク 更新: 2021-06-24 | ¥99,800 | 在庫 | サイトを見る 確認 |
Amazon公式 更新: 2021-06-23 | ¥101,317 | 不明 | サイトを見る 確認 |
www.ecj.jp 更新: 2021-06-03 | ¥103,308 | 在庫 | サイトを見る 確認 |
Optix MPG341CQRのギャラリー
Optix MPG341CQRとデスクの寸法比較
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Optix MPG341CQRのスペック詳細
表示機能
ディスプレイの主な特性に関する情報 - パネル、バックライト、解像度、リフレッシュレートなど
パネルサイズ 製造元によって宣言されたディスプレイのサイズクラス。多くの場合、これは対角線の実際のサイズをインチ単位で丸めた値です。 | 34 インチ |
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曲率半径 曲線ディスプレイがあり、その曲線は円周(円弧)の一部です。スクリーンの曲線についてより正確な情報を与えるために、製造業者はしばしばこの円周の半径に関するデータを提供します。半径が小さいほど、スクリーンカーブは大きくなります。 | 1800 mm |
パネル種類 さまざまなパネル技術があります。それぞれに固有の機能があります - 視野角、色再現、応答時間、明るさ/コントラスト、製造コストなど。画質は使用するディスプレイパネルの種類に直接依存します。 | VA |
パネル色深度 最も広く使用されているパネルは、ピクセルのRGB成分ごとに6、8、および10ビットのパネルです。それぞれ18、24、30ビットカラーを提供します。 | 10 ビット |
FRC フレームレートコントロール(FRC)は、ピクセルがより多くの色調を表示できるようにする方法です。異なる色調間の迅速な周期的切替えにより、新しい中間色調に対する錯覚が生じる。たとえば、FRCを使用することで、6ビットディスプレイパネルは16.7ミリオインカラーを表示できます。これは、8ビットディスプレイパネルでは一般的なものであり、標準の262200カラーではありません。さまざまなFRCアルゴリズムがあります。 | 対応 |
色深度 ディスプレイが再現できる色の最大数は、使用中のパネルの種類とFRCなどの色強調技術によって異なります。 | 30 ビット |
アスペクト比 ディスプレイの横と縦の比率。標準的で広く使用されているアスペクト比は、4:3、5:4、16:9、16:10です。 | 21:9 |
解像度 画面の水平方向と垂直方向のピクセル数に関する情報。より高い解像度はより詳細でより高品質の画像の表示を可能にする。 | 3440 x 1440 |
画素ピッチ 画素(ピクセル)ピッチは、2つの隣接ピクセルの中心からの距離を表します。本来の解像度(例えばTFTのもの)を有するディスプレイでは、ピクセルピッチは解像度およびスクリーンのサイズに依存する。 | 0.232 mm |
解像度(PPI) 長さの単位のピクセル数の情報。ディスプレイサイズの縮小およびその解像度の増加と共に、画素密度は増加する。 | 109 PPI (Retinaパネルではない) |
バックライト バックライトは、LCDディスプレイパネルの光源です。バックライトの種類によって、ディスプレイの画質と色空間が決まります。CCFL、LED、WLED、RGB-LEDなどのさまざまなバックライトがあります。 | W-LED |
sRGBカバー率 sRGBは、1996年にHewlett-PackardとMicrosoftが共同開発した色空間です。プリンタ、ディスプレイ、テレビ、カメラなど、さまざまなデバイスで使用されています。sRGB色空間は、NTSC色空間の約72%をカバーしています。 | 105% |
DCI P3カバー率 DCI P3は、SMPTEによって2007年に導入された色空間です。それはデジタルシネマで使用され、sRGBよりもはるかに広い色域を持っています。 | 84% |
輝度 画面の明るさに関する情報。それは平方メートル当たりのカンデラ(cd/m²)で測定されます。 | 400 cd/m² |
静的コントラスト 静的コントラストは、最も明るい色と最も暗い色との間の比率を示し、ディスプレイはそれを例えば1つの同じフレーム/シーン内で同時に再現することができる。 | 3000:1 |
動的コントラスト 動的コントラストは、最も明るい色と最も暗い色の比率を示します。これは、たとえばビデオの再生中に、ディスプレイが時間の経過とともに再現する可能性があります。 | 100000000:1 |
HDR HDRはコントラスト比(ピーク輝度と最小黒レベル)とカラーパレットを拡大して、最も暗い部分から最も明るい部分まで、画像全体にわたってより詳細な画像を表示します。これにより、よりリアルな画像になります。 | HDR10、DisplayHDR 400 |
水平スキャンレート 水平スキャンレート/周波数は、デジタルソースに接続されている場合にモニタに表示される1秒あたりの水平ライン数を示します。 | 70.56 kHz ~ 214.56 kHz |
リフレッシュレート 垂直周波数/リフレッシュレートは、画面上の画像が1秒間に何回リフレッシュされるかを示します。 | 48 Hz ~ 144 Hz |
水平視野角 画面上の画像の品質が許容範囲内である最大水平視野角に関する情報。 | 178° |
垂直視野角 画面上の画像の品質が許容範囲内である最大垂直視野角に関する情報。 | 178° |
最小応答時間 ピクセルがある色から別の色に変化する最小時間に関する情報。製造元が、グレーからグレーへの移行(G2G)に対する応答時間を提供することがよくあります。 | 4 ms |
コーティング ディスプレイのコーティングの種類に関する情報。異なる種類のつや消しおよび光沢コーティングがあり、それぞれ独自の長所と短所があります。 | ノングレア(非光沢) |
入出力端子、搭載技術の特徴
利用可能な入出力端子、スロット、およびインターフェイス。モデルのいくつかの機能的な特徴。
入出力端子 利用可能な接続ポート、スロット、USB、赤外線ポート、SDカードスロット、オーディオ/ビデオ、ネットワークインターフェイスなどのインターフェイスに関する情報 | USB 3.1 (Gen1; Type-A; ダウンストリーム) x 3、USB 3.1 (Type-C; DisplayPort) x 1、USB 3.1 (Gen1; Type-B; ダウンストリーム) x 1、HDMI 2.0 (b) x 2、DisplayPort 1.4 x 1、3.5 mm マイク In x 1、3.5 mm Audio Out x 1 |
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搭載技術 モデルの追加のソフトウェア機能、テクノロジ、機能、およびサービスに関する情報。 | AMD FreeSync、フリッカーフリー、ゲームセンス、ローブルーライト、MSIミスティックライト、ナイトビジョン、ピクチャー・バイ・ピクチャー、ピクチャ・イン・ピクチャ |
カメラ 現在のモデルにカメラが内蔵されているかどうかの情報。 | 対応 |
エコー(電源と消費)
電力供給と消費、エネルギー効率クラスなどに関する情報
110V 110ボルト電気系統における許容電圧公差 | 対応 |
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220V 220ボルト電気系統における許容電圧公差 | 対応 |
交流周波数 電気系統の交流周波数に関する要求事項 | 50 Hz ~ 60 Hz |
消費電力(オフ) オフモードでの消費電力 | 0.5 W |
消費電力(スリープ) スリープ/スタンバイ/サスペンドモード時の消費電力 | 0.5 W |
消費電力(平均) 標準作業モードでの平均電力消費量 | 60 W |
消費電力(最大) 最大消費電力 | 160 W |
エネルギー効率クラス エネルギー効率クラス/ラベルは、消費電力についての一般的な考え方を提供します。さまざまなエネルギー効率クラスがあり、それぞれが消費電力に関して独自の要件を設定します。既存のエネルギー効率クラスのいくつかは、A+++、A++、A+、A、B、C、D、E、F、Gである。 | C |
サイズ、重さと色
スタンドの有無にかかわらず特定のモデルの寸法と重量に関する情報、およびその色が市場に提供されている情報。
幅 スタンドなしの幅。 | 813.8 mm |
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高さ スタンドなしの高さ。 | 360.2 mm |
スタンド付き幅 | 810.6 mm |
スタンド付きの高さ | 563 mm |
スタンド付きの深さ | 324.2 mm |
スタンド付き重量 | 9.7 kg |
カラー 特定のモデルが市場に提供されている色に関する情報。 | ブラック |
人間工学
人間工学的機能に関する情報 - 高さ調整、回転角度、傾斜角度など
VESAマウント VESA取り付けインターフェース規格(MIS)に従って壁取り付けが可能かどうかについての情報。 | 対応 |
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VESAインターフェース VESA規格には、ブラケットのサイズ、ネジ穴間の距離、および数が異なるさまざまなインターフェースが多数あります。 | 100 x 100 mm |
取り外し可能スタンド スタンドを取り外せるかどうかについての情報。通常、これは壁取り付けに必要です。 | 対応 |
高さ調整 スタンドの高さ調整が可能かどうかについての情報。 | 対応 |
高さ調整範囲 スタンドが高さを調整できる範囲に関する情報。 | 100 mm |
横長/縦長ピボット 一部のディスプレイには、横長モードと縦長モードの両方で動作する機能があります。 | 非対応 |
左右の回転 ディスプレイをスタンド軸を中心に回転できるかどうかの情報。 | 対応 |
前後に傾ける ほとんどのディスプレイは、ユーザにとってより快適な観察位置を提供するために前後に傾けることができる。 | 対応 |
前傾角度 ディスプレイの最大前傾角度。 | 5° |
後傾角度 ディスプレイの最大後方傾斜角度。 | 15° |
使用および保管条件、規格
適切に機能するためにディスプレイを使用および保管するに満足すべき要件。
動作温度 動作温度は安全な温度範囲(最低から最高まで)を示し、その範囲内でディスプレイは問題なく機能します。この範囲外では、不適切に動作したり、完全に失敗したりする可能性があります。 | 10°C ~ 40°C |
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動作湿度 動作湿度は許容可能な湿度レベルを示し、このレベルでディスプレイは問題なく機能します。それは安全な操作のためにより低いおよびより高い湿度レベルを設定し、パーセントで測定されます。 | 10% ~ 80% |
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