新しいVecowSPC-6000ファンレスPCは、エルクハートレイクアトムCPUを搭載しています

SPC-6000は、インテルの新しいエルクハートレイクAtom CPUを搭載した市場初の組み込みPCの1つです。このPCは、Time-Sensitive Networkingやその他のIoTワークロードのような低レベルのサーバーサービスを対象としています。この種のワークロードはCPU集約型ではないが、ITの世界ではますます普及しており、SPC-6000のようなユニットはIoTサービスに特化した企業にとって非常に必要とされている資産となっています。(CNX Software経由)

Intel Elkhart Lake Atom CPUは、Tremont 10nm CPUコアを採用しています。これらのCPUはIoTアプリケーション向けにも設計されており、4.5W～12Wと非常に低いTDPを特徴としています。このユニットに使用されている特定のCPUは、4コアと4スレッド、ベースクロック1.9Ghz（ターボなし）、12WのTDPを特徴とするAtom x6425REです。CPUは3200Mhzの周波数で最大32GBのRAMを対応します。ストレージについては、最大2台のドライブを使用することができ、1台はM.2 NVMEドライブ(PCI-Eレーン2本で動作)とSATA 3ハードドライブ1台です。

SPC-6000のI/Oは、4つのCOMポート、2つのUSB 3.1、および2つのUSB 2.0ポート、オーディオ用の標準的な3.5mmジャック、帯域幅の2.5Gbpsで定格1つと2つのIntelギガビットイーサネットポートが装備されており、大規模で非常にエンタープライズライクです。ディスプレイ出力については、レガシーDVI-Iコネクタと1つのDisplayPortを取得し、両方とも60hzで4K解像度を対応します。最後に、3ピンコネクタ用に設計された電源用の12V DCインがあります。ユニットは、同様に振動と耐衝撃性が含まれます。

低消費電力のIoTワークロードや、EdgeやOpenVINOを介したAIアクセラレーションなどのワークロード用に構築されたPCが必要な場合、これは良い選択肢になりそうです。Vecowは現時点でSPC-6000の価格や発売日を発表していません。