AppleのSoC「M1 Max」がGeekbenchに登場したとの疑惑が浮上

AppleのSoC「M1 Max」がGeekbenchに登場したとの疑惑が浮上

ソース:Tom's Hardware

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アップルがM1 ProおよびM1 Max CPUを搭載した新しいMacBook Proを発表してからわずか数時間後の今日の午後、最初のベンチマークがオンラインで公開されました。未発表の製品にありがちなことですが、ベンチマークはGeekbenchデータベースに現れました。その結果によると、これは10コアのM1X Proに32GBのオンパッケージメモリーを搭載したものです。

M1 Maxは、シングルコアで1,749、マルチコアで11,542のスコアを記録しました。ちなみに、昨年末にテストした13インチMacBook Pro(M1)のシングルコアスコアは1,733、マルチコアスコアは7,584でした。シングルコアのスコアは驚異的とは言えず、マルチコアのスコアも、M1に比べてパフォーマンスコアの数が4から8に倍増することを考えると、疑わしいと言えます。

特に、M1 Maxを搭載したMacBook Proの価格を考えると、より大きな性能の向上が見られないのは少し残念だと言わざるを得ません。13インチのMacBook Proは1,299ドルからで、M1 Max(10コアGPU、32コアGPU)を搭載した「最も安い」14インチのMacBook Proは3,099ドルです。

ただし、記載されているパフォーマンスの数値については、いくつかの注意点があります。まず、ベンチマークはmacOS Montereyのプレリリースバージョン(21E140a)で実行され、CPUのベースクロックは24MHzとなります。この点については、Geekbenchが新型M1 Maxのクロックスピードを正しく認識していないことが原因と考えられます。

14インチと16インチの新型MacBook Proの最初の出荷は10月25日に行われます。また、M1 ProおよびM1 Maxの実際のGPU性能についても、アップルが前世代(およびインテルベースの競合製品)と比較して大幅な性能向上を約束している部分なので、ぜひ確認したいところです。

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