MSI MEG Z690 Godlikeマザーボードの公式写真が公開されました

今月初め、MSIは、Intelの第12世代Alder Lakeプロセッサ用の次期フラッグシップMEG Z690 Godlikeマザーボードを予告しました。残念ながら、Intelプロセッサ用の最高のマザーボードの1つになるかもしれない製品の寸法（巨大なもの）と仕様については知らされていましたが、MEG Z590 Godlikeの後継製品の明確な製品写真はありませんでした。

しかし、今日、このマザーボードの2枚の新しい画像が公開され、その外観は驚くべきものでした。MSIは、「MEG Z690 Godlike」がCES 2022 Innovation Awardを受賞したことを発表した際に、この写真を掲載しました。MEG Z690 Godlikeは、先代モデルと同様に、DDR5 DIMMスロット（最大128GBまで対応）の近くにLCDを搭載していますが、今回は3.5インチという驚異的な大きさになります。画像からもわかるように、タッチディスプレイには搭載されているプロセッサ（ここではCore i9-12900K）とその現在のクロックスピードが表示されます。LCDのさらなるカスタマイズは、MSI Dragon Centerアプリによって可能になります。

WCCFtechによると、MEG Z690 Godlikeのサイズは305x310mmで、そのサイズを有効に活用するために、6つのM.2スロットを搭載します。これはエンスージアスト向けマザーボードとしては新たな高水準であり、Godlikeシリーズの大げさな性格に沿ったものとなります。

その他、「MEG Z690 Godlike」には、CPUの22フェーズ電源設計、デュアルLANポート（10GbEおよび2.5GbE）、8つのUSB 3.2 Gen2（Type-A）ポート、2つのUSB 3.2 Gen2（Type-C）ポートが搭載されます。また、「MEG Z690 Godlike」には、「Gen5 PCI-Express Card」が同梱される見込みであることもお伝えしておきます。先月末に報告したように、このアドインカードは、マザーボード上のフルサイズのGen5 PCIeスロットを占有することで、まだリリースされていないPCIe 5.0 SSDのサポートを追加することができます。

私たちは、MEG Z690 Godlikeをインテルの現在のAlder Lakeプロセッサーでテストしたいと思っています。まだ試されていない方は、Core i9-12900KとCore i5-12600Kのレビューをぜひご覧ください。価格はそれぞれ589ドルと289ドルで、どちらのプロセッサーも、AMD Zen 3ベースのRyzen 5000に匹敵するほどのゲーミング性能を備えます。

ただし、現在販売されているAlder Lakeプロセッサーの比較的魅力的な価格帯は、DDR4に比べてDDR5モジュールの価格が高いことを考慮しなければなりません。また、MSI MEG Z690 Godlikeは、先代の製品が現在899.99ドルで販売されていることを考えると、発売されればかなりの金額になることは間違いないでしょう。