144Hz 4K VAパネルとHDMI 2.1を搭載したAOCの43インチディスプレイ「G4309VX/D」

AOCから、また新たな大型ゲーミングモニターが登場した（via TFT Central）。同社が発表した「G4309VX/D」は、4K UHD（3840×2160）の解像度を持つ、対角線上に43インチの大きさを持つモニターです。このモニターは、応答速度1ms、Adaptive-Sync（AMD FreeSync）による144Hzのリフレッシュレートを誇り、解像度とサイズのクラスでは競争力があることを、ゲーマーの皆さんはご存知でしょう。

VAパネルの採用により、G4309VX/Dの静的コントラスト比は4,000:1（エッジライトローカルディミングのみ対応）を実現しています。また、量子ドット技術を採用したG4309VX/Dは、sRGBで100%、DCI-P3で95%の色空間をカバーし、8ビットカラーやFRC（フレームレートコントロール）にも対応しています。輝度については、SDRコンテンツでは720nit、HDRコンテンツでは1,100nitを実現しています。

AOC G4309VX/D 43インチ4Kゲーミングモニター

「G4309VX/D」は、PCやゲーム機（「Xbox Series X」や「PlayStation 5」など）との接続に便利なHDMI 2.1端子とDisplayPort 1.4端子をそれぞれ2つずつ搭載しています。また、USB 3.2 Gen1（Type-A）ポートを4つ備えたオンボードハブ、3.5mmヘッドホンジャック、ステレオスピーカー（各7W）も搭載しています。

残念ながら、価格やグローバル展開については未定です。現時点では、AOC G4309VX/Dは中国市場のみを対象としています。しかし、アメリカやヨーロッパの市場に出回る可能性は高く、特に他の大画面ゲーム機の選択肢を価格面で下回ることができれば、温かく迎え入れられるかもしれません。