14コアのIntel Alder LakeモバイルCPUがGeekbenchで発見された

IntelのTiger Lake CPUのすべての情報が公開されていない可能性がありますが、IntelはプレリリースのモバイルAlder Lake CPUをすでに使用しているようです。14コアのモバイルAlder LakeチップがGeekbench 5で発見され、OpenCLベンチマークでiGPを変更しました。

Alder Lakeに慣れていない場合、このアーキテクチャは、次の第11世代Rocket LakeおよびTiger Lake（デスクトップ/モバイル）アーキテクチャの後継となるインテルのアーキテクチャになります。 Alder Lakeを非常に興味深いものにしているのは、より小さな「省電力」コアとより大きなパフォーマンスコアを含むハイブリッドコアアーキテクチャを実装する際の根本的な新しい設計です。この戦略は、Apple、Samsung、およびQualcommのARMベースのプロセッサに見られるARMのbig.LITTLEアーキテクチャに似ており、パフォーマンスコアと省電力コアも利用しています。

これが、Geekbench 5がAlder Lakeチップを異常な14コア/ 20スレッド構成であると示している理由です。省電力コアにはハイパースレッディングがないため、Alder Lakeチップにはパフォーマンスコア用の標準のヘキサコア設計があり、さらに8つの省電力コアが追加されたことを示します。

残念ながら、Geekbenchでコアがどのように動作するかについての手がかりは得られませんが、Intel Xe IGPがどのように機能するかについては理解できます。チップのXeグラフィックスは、Geebench 5のOpenCLテストで13438ポイントを獲得しました。比較のために、およそGTX 660 Tiのパフォーマンス、またはより現代的な比較のために、3400Gのようなプロセッサに見られるAMDのVega 11グラフィックスに匹敵します。

現在のXe統合グラフィックスチップはAMDのVega iGPを非常に簡単に圧倒できるため、スコアはかなり圧倒的です。しかし、これはプロトタイプであるため、状況は必ず変化します。さらに、Geekbench 5は、実際のパフォーマンスの優れたベンチマークではありません。

いずれにせよ、モバイルAlder Lakeチップが動作しているのを見るのはかっこいいです。このアーキテクチャは、インテルが過去10年間に生み出したものからの根本的な変化です。近い将来、省電力コアが従来のデスクトップやラップトップにどれだけのメリットをもたらすかを見るのは非常に興味深いことです。