GeForce GTX 1050 Tiを2021年に発売?

GeForce GTX 1050 Tiを2021年に発売?

ソース:Tom's Hardware

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5年前に発売されたグラフィックカードが再販されるようになると、グラフィックカード市場が悪化していることがわかります。玄人志向は、GeForce GTX 1050 Ti (GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P2)を3月中旬に国内市場に投入すると発表しました。

GF-GTX1050Ti-E4GB/SF/P2は、Palit社の「GeForce GTX 1050 Ti StormX」をリブランディングした製品です。GP107(Pascal)シリコンをベースに、768個のCUDAコア、1,392MHzのブーストクロック、4GBの7Gbps GDDR5メモリを搭載したグラフィックスカードです。GeForce GTX 1050 Tiの定格出力は75Wなので、外付けのPCIe電源コネクタを必要とせず、最高のグラフィックスカードの仲間入りはしていないものの、エントリーレベルのゲーマーにとっては、プラグアンドプレイの選択肢として適しています。

しかし、GeForce GTX 1050 Tiの復活は偶然の産物ではありません。グラフィックスカードのクライシスが続いている最中に、Pascal GPUをパートナーに補充することを決めたのは、Nvidia自身でした。Nvidiaの行動は、Palitが暗号通貨マイニング用に特化したGeForce GTX 1060の新モデルを発売するかもしれないということも含め、他のベンダーが古いPascalの在庫を処分する道を開いてくれました。

米国では、すでにGeForce GTX 1050 Tiの販売が開始されていますが、残念ながら価格には大きな不満があります。玄人志向のGeForce GTX 1050 Tiは、日本では20,727円(約190.97ドル)で販売されますが、米国市場でのカスタムモデルの販売価格は、現在330ドルから600ドルとなっています。GeForce GTX 1050 Tiは発売から5年が経過しており、139ドルで発売されたことを考えると、非常に高い価格設定となっています。

このように価格が高騰し、グラフィックスカードが不足している現状では、組み立て済みのPC、特に最高のゲーミングPCを手に入れることは、もはや悪いアイデアではないと思われます。

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