ギガバイトのマザーボード「Z590 Aorus Waterforce」は、機能が溢れている

ギガバイトのAORUS Z590 Extreme Waterforceは、IntelのComet LakeとRocket Lake SKU向けに間もなく発売される最高なマザーボードの1つであり、我々のベストマザーボードリストに入る可能性があります。このボードは、最初からカスタム液冷用に設計されており、CPUと電源供給コンポーネントを冷却する大型のモノブロックを備えています。また、完全に水冷化されたチップセット用ヒートシンクと、高速ストレージデバイスをより低温に保つための水冷化されたM.2用ヒートシンクも搭載されています。

このボードは、CESのショールームで注目を集めるためにデザインされたもののように見えます。PCB全体がマットブラックとメタルで覆われており、チップセットとモノブロックにはRGBイルミネーションが施されています。もちろん、リアI/Oの上部にはRGBイルミネーションのAORUSロゴが入っています。

さらに、このモノブロックは、ブロックの上部にデジタル式の水温計とCPU温度計を備えており、万が一そのような状況が発生した場合にはPCを自動的にシャットダウンするリークプロテクションを内蔵しています。モノブロックは内部のUSB Type-Cポートに接続されており、マザーボードのファームウェアとのインターフェースになっています。

ギガバイトのフラッグシップマザーボードの一つとして、その機能の多さには目を見張るものがあります。電源供給のために、このボードには100Aのパワーステージを持つ20+1 VRMソリューションが搭載されています。これは非常にハイエンドなVRMシステムであり、ボードのモノブロックによって水冷されるという特典もあります。そのため、インテルの最高コア数のCPUをオーバークロックしたり、オーバーボルテージにしても、マザーボードに問題はないはずです。

接続性については、基本的に求められるものをすべて備えています。デュアルThunderbolt 4 USB Type-Cポート、ワイヤレス対応のIntel WiFI 6EとBluetooth 5.0、Aquantia 10Gbイーサネットポートが1つ、さらにIntel 2.5Gb LANポート、そして内部USBヘッダーと背面I/Oの両方をカウントして8つ以上のUSB 3.2 Gen2ポートがあります。

このボードの価格はわかりませんが、搭載されている機能の数を考えると、価格は高くなるでしょう。しかし、このボードは、マザーボードから得られる最高のものを求める消費者をターゲットにしています。