AMD PinkyはFidelityFXの超解像度を2021年のデビューに向けて引き続き約束します。

AMD PinkyはFidelityFXの超解像度を2021年のデビューに向けて引き続き約束します。

ソース:Tom's Hardware

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AMD Radeon CVP兼GMのScott Herkelman氏は、PCWorldのビデオインタビューで、Nvidia DLSSに対する同社の対応策であるFidelityFX Super Resolution(FSR)が「社内で非常にうまく進んでいる」と述べ、今年後半にデビューできるとの考えを示した。

Nvidiaは2018年にDLSSを導入し、2020年にDLSS 2.0をリリースしているので、ある意味ではAMDの同技術への対応は、一部の人が予想していたよりも遅れていることになります。しかし、それはAMDがFSRをクロスプラットフォーム化する計画を進めていることに起因する部分もあります。

DLSSは現在、Nvidia製グラフィックスカードに限定されています。FSRは、「Xbox Series X|S」や「PlayStation 5」に搭載されているAMDのGPUだけでなく、インテルやNvidiaのグラフィックス製品にも対応する予定です。これは非常に大変なことです。

"ハーケルマンは、PCWorldのインタビューの中で、「私たちがゲームコミュニティに約束しているのは、(FSRが)オープンであること、すべての製品で動作すること、そしてゲーム開発者がそれを採用し、それが良いことだと感じてくれることです」と述べています。

ハーケルマンは、FSRについて「おそらく社内で最も大きなソフトウェアの取り組みの1つです。レイトレーシングをオンにする場合、GPUに大きな負荷がかからないようにすることがどれほど重要かわかっているからです」とも語っています。

残念ながら、FSRの基礎的な部分はまだ解明されていないようです。ハーケルマン氏はPCWorldに対し、ツールは機械学習に基づくものである必要はなく、ゲーム開発者と協力してパフォーマンスを向上させるための最善の方法を模索していると述べています。

一方、Nvidiaは水曜日に、現在40近くのタイトルがDLSSに対応しており、"これらの技術の実装は、今後数週間から数ヶ月の間に発表・リリースされるのを待っているものがたくさんある "と述べました。

これは、亀とウサギのような状況になるかもしれません。FSRのようなオープンソースでクロスプラットフォームのソリューションは、DLSSのようなプロプライエタリな技術よりも開発者にアピールしやすいでしょう。問題は、FSRがまだレーストラックに現れていないことです。

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