新しいAMD AdrenalinドライバがDirt 5のRay Tracingアップデートに対応

新しいAMD AdrenalinドライバがDirt 5のRay Tracingアップデートに対応

ソース:Tom's Hardware

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昨日、AMDは新しいAdrenalinドライバー、バージョン21.3.2を公開し、Dirt 5を含むいくつかの新しいタイトルに対応するとともに、いくつかのバグフィックスを行いました。特に、バージョン21.3.2では、Dirt 5の新しいDirectX Raytracing(DXR)アップデートに対応します。

Dirt 5は、昨年末に発売されたタイトルで、コードマスターズはAMDと共同で開発を行いました。発売後間もなく、AMDはプレス向けにゲームのDXRブランチのベータ版への早期アクセスを提供し、DXRのサポートがいずれパブリックビルドに組み込まれることを約束しました。予想以上に時間がかかりましたが、最新のアップデートにより、AMDの現行RX 6000シリーズのGPUでDirt 5のレイトレーシング機能を試すことができるようになりました。(Nvidia RTX GPUでも動作します。) DXRとレイトレーシングがパフォーマンスにどのような影響を与えるか、またレイトレーシングが様々なゲームの外観をどのように向上させるかなど、ゲームにおけるレイトレーシングの状況を今後数週間でより広範囲に調査することを計画しています。

AMDは、新しい「Outriders RPG」と「Evil Genius 2: World Domination」のサポートも追加しました。これらのゲームについては、大幅なパフォーマンスの向上やバグの修正は見られませんが、最新のドライバーはゲームに対応します。

バグの修正

上記以外に、今回のアップデートで潰された5つのバグを紹介します。

  • Radeon RX 6700は、AMDのソフトウェアで正しくないクロック値を報告しなくなります。
  • Insurgency: RX 6000シリーズのハードウェアで動作させた場合、サンドストームで影の破損が修正されました。
  • モニターをオフにしてから再度オンにすると、Windows のデスクトップ解像度が変化する問題がなくなりました。
  • Radeonソフトウェアのサイズを変更しても、スタートボタンとキャンセルボタンが消えることはなくなりました。
  • RX 6000 シリーズGPUでRadeon FreeSyncを有効にし、ゲームをボーダレスのフルスクリーン/ウィンドウモードに設定しても、黒い画面が表示されなくなります。

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