Alienware社、2007年以来初のAMDノートPCを発表

Alienwareは、2007年以来AMDのCPUを搭載した最初のラップトップをリリースします。親会社であるDellは本日、Alienware m15 Ryzen Edition R5と、ローエンドのDell G15 Ryzen EditionおよびIntelチップを搭載したDell G15リフレッシュ版を発表しました。

Alienware m15 Ryzen Edition R5は、AMDのRyzen 5000HシリーズチップをNvidia GeForce RTX 30シリーズGPUと組み合わせて使用します。 Asus ROG Zephyrus Duo 15 SEと同様に、Ryzen 9 5900HXまで搭載されているため、最高のゲーミングノートパソコンのリストで検討するのに十分なパワーが得られる可能性があります（もちろん、最初に確認する必要があります）。

AMDのCPUおよびNvidia GPUとペアリングした最後のAlienwareラップトップは、2007年に最後に見られたAurora mALXでした。そのラインは最大19インチで、SLIにAMD Turion 64 ML-44と2枚のNvidia GeForce Go 7900 GTXカードを搭載していました。

新しいm15 Ryzen Edition R5は、3,200 MHzでDDR4メモリを搭載する最初の15インチAlienwareラップトップでもあり、メモリはユーザーが交換可能です。

スペック

m15 Ryzen Editionは、デルの言葉を借りれば「月の裏側のような」黒の塗装のみで、エイリアンウェアのデザイン言語「Legend」に初めて本格的な変更を加えた、新しいツートンカラーの仕上げを採用します。内部には、Alienware社が「Silky-Smooth High-Endurance（シルキースムース・ハイエンデュランス）」と呼ぶ塗装が施されており、汚れが少なく、より高級感のある製品に仕上がっています。

また、AlienwareのAMDマシンには、先日m15 R4で発表したCherry MXキーボードがオプションで用意されています。さらに、m15 Ryzen Editionには、"Cryo-Tech"と呼ばれるエイリアンウェア独自の冷却機能が搭載されています。

新しいAlienwareには3つのディスプレイオプションがあります。eSports愛好家向けの1080p（1920×1080）360Hzのディスプレイ、1440p（2560×1440）240Hzのパネル、1080pの165Hzのスクリーンです。

Alienware m15 Ryzen Edition R5の価格は2,299.99ドルからで、4月7日に中国で先行発売、4月20日に米国で発売、5月4日に世界同時発売されます。

新しいDell G15ゲーミングノートPC

2つの新しい「Dell G15」モデルは、同社が3月に中国で発表したデザインを一新した筐体を採用し、よりアグレッシブなアングルと一部の新色を追加します。Dell G15 Ryzen Editionモデルは、CPUがAMD Ryzen 7 5800H、Nvidia GeForce RTX 3060に、Intel版は第10世代Intel Core i7-10870Hになります（Ryzen版はより高速なRAMを使用しますが、Intel版は使用しません）。

G15はいずれも15.6インチのディスプレイを搭載し、解像度は1920×1080、周波数は120Hzまたは165Hzとなります。

2つのDell G15ノートパソコンの価格は899.99ドルからで、Intel版は4月13日、AMD版は5月4日に全世界で発売されます。