ほぼすべての大手ハイテク企業が、アメリカの新しい半導体連合に参加しました。

2021/05/11 23:592021/05/12 11:45

アップル、マイクロソフトをはじめとする多くのハイテク企業は、本日、ロビー団体「Semiconductors in America Coalition（SIAC）」の設立を発表しました。団体は、「CHIPS for America Act」を支持することを第一の目的としています。

両社はプレスリリースの中で、SIACの使命は、米国の経済、国家安全保障、重要インフラを強化するために、米国内での半導体製造および研究を促進する連邦政策を推進することであると述べました。

CHIPS for America Actを支持することは、論理的な第一歩です。SIACはプレスリリースの中で、2020年6月に導入された同法は、"国内のチップ製造のインセンティブと研究の取り組みに500億ドルを充当する "と説明しました。

この法律は、2021年の国防権限法の一部として下院と上院で承認されましたが、まだ資金は投入されていません。

SIACは資金を確保したいと考えています。米国議会の指導者に宛てた手紙の中でこう述べています。

"現在の半導体の不足は、経済全体の幅広い産業に影響を与えています。短期的にこの問題に対処するためには、産業界が不足の原因となっている現在の需給の不均衡を是正するために、政府が介入することは控えるべきです。しかし、長期的には、CHIPS法にしっかりとした資金を投入することで、アメリカがより回復力のあるサプライチェーンを構築するために必要な能力を高め、重要な技術を必要なときに確実に供給できるようにすることができます。議会が資金提供する製造インセンティブは、国内の半導体エコシステムにおける重要なギャップを埋めることに焦点を当て、産業界、軍、重要インフラが必要とするレガシーから最先端までのあらゆる半導体技術とプロセスノードを対象とすべきです」と述べています。

SIACは、半導体を設計、製造、使用するほぼすべての企業を会員とします。リストは、4つのグループに分かれた64社のメンバーで構成されており、SIACのウェブサイトに掲載されています。ここでは、その中からいくつかを紹介します。