AM5ソケットはAMDのDDR5への入り口かもしれない

AM5ソケットはAMDのDDR5への入り口かもしれない

ソース:Tom's Hardware

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ハードウェア・リーカーであるExecutableFixは、AMDが開発を予定しているAM5ソケットの潜在的な仕様を明らかにしました。とはいえ、AM5に関連する情報を目にするのは初めてなので、情報には少し注意が必要です。

このTwitterユーザーは、LGA1718ソケットについての言及でツイートを始めました。AMDは10年以上も前からメインストリームのチップにPGA(Pin Grid Array)デザインを採用しているので、これは最も興味深い点です。リーク者の情報が正確であれば、AM5ソケットはついにインテルと同様にLGA(Land Grid Array)に切り替わるかもしれません。

現在のAM4ソケットの接点数は1,331個です。現在のAM4ソケットの接点数は1,331個ですが、AM5ソケットでは1,718個になると言われます。29.1%の増加だが、インテルのLGA1200ソケットからLGA1700ソケットへの移行(41.7%)には及びません。誰もが気になるのは、AM5によってCPUクーラーのアップグレードが必要になるかどうかということです。

AM5ソケットに期待される機能の1つ、そしておそらく最も重要な機能は、DDR5メモリへの対応です。DDR5では、メモリモジュールあたりの容量が最大128GB、データレートが最大DDR5-10000になると予想されているので、期待しないわけにはいきません。インテルの第12世代アルダーレイク(https://www.tomshardware.com/news/intel-alder-lake-specifications-price-benchmarks-release-date)プロセッサーは、DDR5に対応して2021年後半から2022年前半に登場すると予測されます。AM5ソケットが今年中に登場する可能性は低いため、インテルはAMDに先んじてDDR5を追いかけることになりそうです。

また、AM5ソケットはPCIe 4.0のサポートを維持すると主張します。最高のグラフィックカードや最高のSSDがPCIe 4.0インターフェースを飽和させるには程遠いので、これは完璧に理にかなっています。PCIe 5.0への対応は、AM5マザーボードに不要なプレミアムを追加することになります。ソケットが新しくなると、一般的に新しいチップセットが必要になります。AM5ソケットの場合、AMDは新しいプラットフォームとプロセッサーに合わせて、対応する600シリーズのチップセットを発表すると思われます。

プロセッサーの話題になりますが、AMDのZen 4チップ(コードネームRaphaelと言われます)は、おそらくAM5ソケットを活用する最初の製品になるでしょう。Raphaelについてはまだ多くのことが分かっていませんが、AMDのEPYC Genoaパーツと同様に、TSMCの5nmプロセスノードで製造されるプロセッサではないかと考えます。

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