NoctuaがIntelのIce Lake-SP CPU用LGA4189クーラーを発表

NoctuaがIntelのIce Lake-SP CPU用LGA4189クーラーを発表

ソース:Tom's Hardware

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Noctuaが最近発表したロードマップによると、同社はLGA4189パッケージを採用したIntelのプロセッサ用のクーラーを開発しているようです。Noctuaのビジネスを考えると、これらのクーラーの少なくとも一部は、IntelのIce Lake-SP CPUを搭載したワークステーションを対象とすると思われます。また、人間を冷やすためのデスクトップ用ファンも開発中のようです。

ロードマップでは、IntelのLGA4189プロセッサに対応するNoctuaの次期クーラーの仕様は一切開示されていませんが、今年の第3四半期に市場に投入されるとします。また、スライドでは、ノクタアが今後数ヶ月間に投入する予定のLGA4189 SKUの数も明らかにされていません。

現在のところ、このようなフォームファクターを採用しているのは、インテルの第3世代Xeon Scalable「Ice Lake-SP」と「Cooper Lake」CPUのみです。しかし、後者は一部の顧客にしか提供されていないため、NoctuaのLGA-4189プロセッサ用クーラーは、主にサーバーとワークステーションの両方に電力を供給できる前者のチップに向けたものになります。一方、インテルがハイエンドデスクトップ(HEDT)向けにIce Lake-SPの特別バージョンの提供を決定するかどうかは、まだわかりません。

Noctuaは、AMDのEPYCやRyzen Threadripper、IntelのXeon Scalable、さらにはIntel Xeon Phiなど、エンタープライズグレードのCPU用に設計されたクーラーの初心者ではありません。しかし、Noctuaのサーバーやワークステーション用のクーラーは、EPYCやXeonが多く使われるラックサーバー用には設計されておらず、デスクトップワークステーション用に設計されます。とはいえ、Noctuaは少なくとも1つのデスクトップ用LGA4189クーラーを開発中のようです。一方で、クーラーを開発中ということは、もしかしたらNoctuaはラックサーバーにも対応するかもしれません。

また、Noctuaのロードマップには、2022年第2四半期に予定されているデスクファンという驚くべきものがあります。静かで効率的なデスクファンは、夏場にはかなり重宝するだろうし、Noctuaファンにとっては、同社のシンボルであるカラースキームを採用したファンが喜ばれるだろう。

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