PS5が1,000万台を達成し、ソニー史上最速ペースで売れているゲーム機

PS5が1,000万台を達成し、ソニー史上最速ペースで売れているゲーム機

ソース:Tom's Hardware

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ソニー株式会社のゲーム事業部門であるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、7月18日付のブログで、2020年11月12日に発売されたPS5(PS5レビュー参照)の累計販売台数が1,000万台を達成したことを発表しました。これにより、PS5はソニーの歴史の中で最も早く販売されたゲーム機となりました。

ニュースは、COVID-19の流行や、グラフィックスカード、CPU、ゲーム機などのゲームハードウェアに対する圧倒的な需要のために、ハードウェア業界とその関連サプライチェーンにおいて多数の部品が不足していたにもかかわらず、発表されました。ソニーがPS5を1,000万台販売することができたのは、最新世代のゲーム機に対する需要の高さを示すものであり、世界の遊び場で不測の事態が発生したにもかかわらず、ソニーの業績が順調に推移していることを示します。

PS5は、販売の柱となる専用ゲームタイトルがまだ発売されていませんが、今年から2022年にかけて、数多くの注目タイトルの発売に向けて準備を進めています。その一つが『Horizon: Forbidden West」は、発売日が2022年にずれ込む可能性があります。

また、北欧神話を舞台にした「God of War」の新作や「Grand Turismo 7」の開発も進めており、これらはいずれもプレイステーションの売上を大きく牽引する傾向にあります。しかし、それよりも早く、Arkane社の「Deathloop」が登場します。これは、Microsoft社によるBethesda社の買収前に契約していた時限的なコンソール専用ゲームで、最近になって発売日が9月13日に延期されました。

1,000万台のPS5がユーザーの皆様の手に渡ることで、ソニーはソフトウェアやサービスの売上で莫大な利益を得ることができ、さらに1,000万台のAMDベースのゲーミングソリューションが加わることになります。今回のソニーの発表を、先月のゲーム機本体の販売台数が172%増加したというマイクロソフトの発表と並べてみると、ゲームの健全性と需要についての明確なイメージが浮かび上がってきます。PS5とXBox Series Xの対決ではマイクロソフトが勝利しましたが、両社ともに売上高で勝利していることは明らかです。

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