暗号通貨マイニング会社が22万3千個のGPUを備えたサイトを購入

暗号通貨マイニング会社が22万3千個のGPUを備えたサイトを購入

ソース:Tom's Hardware

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ビットコインマイニングとHPCアプリケーションのリーディングカンパニーであるNorthern Data社は、Block.one社から24,000台のEPYCサーバーと223,000個のAMDおよびNvidia GPUを195百万ユーロと170百万ユーロの株式で取得しました。この新しいGPUとサーバーにより、ノーザンデータのサーバーインフラは、世界最速のスーパーコンピューター「富嶽」よりも強力になります。

Northern Data社は、2021年第3四半期までにGPUサーバーシステムの完全導入が完了し、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、ドイツなど複数の国にサーバーが設置されることを期待します。このハードウェアの追加により、Northern Dataの生の計算能力は2倍以上に向上し、FP32性能は1.29エクサフロップスから2.6エクサフロップスになります。

ノーザンデータ社の主な目的は、新しいグラフィックカードとEYPCプロセッサーにより、HPCとビットコインマイニングのオペレーションを大幅に強化することです。しかし、Northern Data社の顧客向けに、レンダリング、AI、ブロックチェーンアプリケーション、IoTワークフローなどにも拡張する予定です。

はっきりしないのは、正確にはどのタイプのGPUのことを言っているのかということです。イーサリアムのマイニングやその他の暗号通貨の取り組みに使用されるコンシューマー向けのグラフィックカードなのか、それともAIやHPCアプリケーション向けに特別に設計されたデータセンター向けのGPUなのか。それはわかりません。

わかっているのは、22万3,000個のGPUというのは、Radeon RX 6600 XTの発売時にMicro Center全体が受け取ったGPUの約100倍の数だということです。そしてこれは、1つのマイニング企業がハードウェアの一部を売却したに過ぎません。イーサリアムネットワークのハッシュレートに基づくと、ネットワークに電力を供給するためには、500万枚のGeForce RTX 3090カード、RTX 3070やRTX 3060 Ti、RX 6800/RX 6800 XT/RX 6900 XTのような1,000万枚のGPU、あるいはRX 6600 XTやRX 580 8GBのような2,000万枚のGPUが必要となります。GPUの価格が高騰し続けるのも不思議ではありません。

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