グローバルファウンドリーズ、新規株式公開を秘密裏に申請

グローバルファウンドリーズ、新規株式公開を秘密裏に申請

ソース:Tom's Hardware

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半導体製造事業のリーディングカンパニーであるグローバルファウンドリーズは、かねてより新規株式公開(IPO)を計画していました。ロイター通信による最新の報道によると、グローバルファウンドリーズは、グローバルファウンドリーズの価値が250億ドル程度になる可能性のあるIPOを機密事項として記入しました。

先月、私たちは、インテルがチップメーカーを買収し、自社の事業に組み込むという噂をお伝えしました。同時に、GlobalFoundries社は、より長い期間にわたってIPO申請を計画しており、GlobalFoundries社が既存の所有者の手に残ることを望んでいるため、インテルのオファーとされるものは受け入れられないようです。

GlobalFoundries社は、AMD社の製造部門によって設立され、その後、アブダビのMubadala Investment Companyに売却されました。この投資会社は、アブダビの皇太子であるMohamed bin Zayed(モハメド・ビン・ザイード)氏と強いつながりがあり、半導体ファウンドリーの世界的なラインナップがエミレーツに定まっていることを意味します。

本日の報道によると、グローバルファウンドリーズは秘密裏にIPOを申請しており、首長国所有のシリコンパワーハウスは、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ・コーポレーション、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー、シティグループ・インク、クレディ・スイス・グループAGと協力して、株式公開に必要なすべての書類や文書を準備しているとのことです。

インテルが行ったとされるグローバルファウンドリーズの買収提案では、買収の評価額は300億米ドルに相当すると報じられました。しかし、グローバルファウンドリーズ社の公開前の取引評価額は250億米ドルにとどまっており、当初のオファーに近い数字となっているようです。このことは、IPOがグローバルファウンドリーズ社の経営陣に会社の価値に対する安心感を与え、公開取引に伴う新たな選択肢を提供することを意味します。

GF社がいつ上場するかは不明ですが、10月にはIPOを明らかにし、年内には公開取引を開始する予定です。最終的には、米国証券取引委員会(SEC)がGFから提出された書類を処理できるかどうかにかかっており、書類上の問題が発生しないことが前提となります。

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