スチームデッキのマイルストーン:開発者へのDev-kitsの出荷

スチームデッキのマイルストーン:開発者へのDev-kitsの出荷

ソース:Tom's Hardware

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Valve社は、Steamブログにおいて、次期ハンドヘルド機「Steam Deck」のマイルストーンを発表しました。

これは、開発者がハードウェアやソフトウェアスタックを実際に触ってみたり、開発したソフトウェアをデバイス上で試してみたり、不具合やパフォーマンスのボトルネックについて学んだりする時間を提供するためです。また、開発の最終段階に入ったSteam Deckに対して、開発者の皆様がValve社に直接意見を伝えることができ、より直接的なコミュニケーションが可能になります。

なお、Valve社は、Steam Deckの開発キットが出荷されるまでの写真を公開しました。

今回の発表は、12月に発表されるSteam Deckの一般発売に先立ち、開発者がSteam Deckに触れることができる期間が、わずか2ヶ月半しかないことを意味します。ゲーム機の開発キットは、通常それよりもずっと早く提供されます。しかし、Steam Deckは、フォームファクタだけでなく、ハードウェアが開発者の間ですでによく知られているという点でも異例です。AMD Zen 2 CPU、AMD RDNA 2 GPU、およびメモリとストレージのサブシステムは、PCの開発スペースを考慮するまでもなく、最新世代のPS5やXbox Series Xのコンソールですでに研究され尽くしました。開発者は、一般的なゲーム機の発売時のように、まったく新しいアーキテクチャとまったく新しい機能を把握しようとはしないでしょう。

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