初自作で気を付けたいこと番外編3──自作の後始末

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電源 0W/推奨 0W 以上

推奨 0W 以上

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本編前回で最終回でしたが、番外編では締めの話としてお片付けのお話をしようかなと思います。(記事まとめはこちら

今回は項目分けするまでもない内容なので、思いついた順に頭からどんどん書いていきます。

兎にも角にもお伝えしたいことは、まず、各商品の容れ物はなるべく取っておくべきだということです。特に大きめのものであればあるほど、取っておくのが大事になってきます。

これは複数理由があるのですが、第一に、何らかの理由で今ある場所から別の場所に運ぶ必要が出たとき、元箱は非常に役に立つからです。

例えば引っ越しの場合、ミドルタワーのケースやディスプレなどの大きい商品の元箱レベルの箱を用意すること自体が面倒ですし、それなりにお金がかかります(まあそれでも微々たるものですが)。特にミドルタワーの移動に関しては、最低限取り外すべき部品以外は基本的に据え付けたまま運ぶことになろうかと思いますので、その時のことを考えると、緩衝材込みでぴったりのサイズに作られている元箱はやはり非常に大事です。

また、後で書こうと思っている第二の理由にも少しだけかかわりますが、万が一のことで保証元に商品を送り返さなければならないようなときにも、上記以外の商品についても元箱があると、宅配便などでどのサイズを用意すればよいのかの参考にもなりますし、上記の理由と同様、商品にぴったりのサイズが緩衝材付きで用意されているという点に鑑みれば輸送用としても適切なものなんです。

部屋に置く場所がない場合には緩衝材と別にして折りたたんでおくのがよいでしょう。

そして第二の理由としては、元箱に保証に必要な情報が貼り付けされているケースがそこそこあるということです。

だいたい保証で必要なもので箱に貼られているものと言えばサービスタグですが、だいたいの場合は商品自体のどこかにもつけられているはずです。しかし、いちどPC内に組み込んでしまうと確認が非常に面倒な場合も多いので、上記第一の理由と合わせて商品の箱を取っておくとよいと思います。保証元での確認の際にも、同じサービスタグが張り付けられている箱で戻ってくれば購入証明にもなりますので、M.2のSSDのような小さな箱でもとっておくといいかもしれません。

しかし、取っておく場所の問題がどうしてもありますよね。

私自身はミドルケースの箱自体は解体する必要がなかったので、ほかのすべての商品の容れ物をうまくPCケースの箱の中にしまい込んでしまっています。ただ、これもケース自体の大きさが箱の大きさにも係わってきますし、ミニタワーとかだと容量があまりないはずなので、その場合にはなるべく紙袋などでなるべく同じ場所に一緒くたに保管しておくのがよいと思います。

また、これは容れ物の話ではなく余った部品の話なのですが、余った部品に関してもなるべく一か所に保管しておくのが良いです。

ネジケースを購入したりして種類別に保管しておくというのがもしかしたらベストなのかもですが、几帳面な方でなければそういうやり方もいつまでも続かないと思いますので、一台組むときに余ったパーツ全部を放り込んでおくための箱を一つ用意してそこに整理とか考えずに全部ぶち込む、というのでもいいと思います。

それだけでも、万が一困ったときとか追加で何かを設置したいといったときに探すべき場所が一か所に絞れますし、わざわざどこに何を置いたのか覚えなくてもよいという点で、だいぶ気が楽になります。

あとは、これは地味に大事なのですが、ケースに部品をあらかた組み込めてふたを閉めた段階で一度、掃除機をかけて換気するのがよいです。

商品梱包を開けるとか緩衝材をよけるとか、そうした作業で目に見えないけど埃よりは多少大きなごみなどがでることもあります。そうなると、それがPC起動時のファンの全力回転などで中に吸い込まれてしまって、部品のどこかに挟まってしまうなんてことも……。

まあ、最近のケースは埃侵入防止用のメッシュが用意されているものが多くありますのでそこまで心配しなくてもよいかもしれませんが、それでも、なるべくPCケース内のお掃除の機会を減らすという意味でも、おそうじしたほうがいいかなと思います。

おそうじしていると、色々と保管し忘れていたりやるべきことで抜けていたことがあったりすることを思い出しがちなので、そうしたことに気づくためのクールタイムという意味でも案外役に立ちます。

また、掃除機の排気で舞い上がってしまった埃を吸わせてしまっては元も子もないので、これはPCのお話というより常識の範疇の話ですが、掃除機をかける際にはきちんと換気をしましょう。10分もやればだいたい大丈夫です。

お片付けが終わり掃除も終わり空気も入れ替わったところで、一連のこの記事はたぶんグランドフィナーレとなります。

次はガラクロの3060Tiと3080の比較記事でも出そうかな。ベンチマークなど比較するまでもないことなので、同じ会社の同じグレードの別チップで外形にどういう違いが出ていて、そこから各チップにどのような違いがあるとみられるか、みたいな内容になるかと思います。


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