パーツリスト
総計
電源 0W/推奨 0W 以上
推奨 0W 以上
¥0
以下、連載項目になります。
その2:コスパについて
その3:ケースについて
その4:お店について
その5:スペックとベンチマークについて
その6:工具について
その7:更新について
その8:組み立て手順について
その9:外配線と設置について
その10:デスク周りについて
番外編1:故障と原因特定について
番外編2:パーツ換装について
番外編3:後片付けについて
(私の自作PCのパーツ構成などは、メインはこちら、サブはこちらです。)
備忘録ついでに、初自作時に友人から教えられたことや、後から考えてみて気を付けておくべきことなどがちらほらあったので、思いついたものを書いておきます。
具体的なパーツ名などは出てこないのでご注意くださいませ。
予算関係のことはあまり重視しないで書いてましたが、結果的には予算節約の心構えにもなっているかと思います。
ただ、以下の話はあくまで私が個人的に思うことを書いただけなので、すべての事柄に当てはまることではありません。そのことをあらかじめご了承いただければー。
❶用途はアバウトに → マザーボードは拡張性重視
予算が限られている場合(ほとんどの場合がそうですが……)、どうしても用途を限ってのパーツ選定になることが多く、特にゲーミングPCを安く組み上げるという人は、高いグラフィックボードから引き算してパーツを選んでしまうと思います。
もちろん道具なので、限れらた予算内で、用途を限って組むというのでいいのですが、特に初自作の場合、その自作機がメインPCとなる場合が多いと思います。
で、メインPCとなると、使っているうちにゲーム以外の色々なことに使用したくなったり、あるいは使用しなければならなくなったりします。
そうなると、購入当初に用意したパーツでは用が足りなくなってくるケースも出てきます。特にストレージ関連は、最初予算を削ってPCを組んだ人にとっては足りなくなりやすいです。
その際、SATAポートやM.2スロット、PCIeスロットなどの排他条件がうまくかみ合わなかった場合、望むストレージの増設が叶わないこともあります。
また、排他設定はマザーボードによって様々なので、購入時にマザーボードの仕様をよく理解していないといけませんが、その排他設定がわりと探しづらい場所に書いてあったりし、内容も初心者にとって端的に理解するのが難しいですし、また購入時は気を付けていても、ストレージ増設時には忘れてしまっている場合も結構あります。
なので、むしろ初心者にこそハイエンド向けのチップセットを使用しているマザーボードをおすすめします。
最新世代で言えば、AMDであればX570、IntelであればZ590にあたるものです。
これらのチップセットを使っているマザーボードであれば、PCIeレーン数が多いため、少なくともB550、B560などよりは利用制限が少ないものが多いです。
ストレージ以外にも、PCIeスロットもB550やB560に比してGen4で使用できるスロットが多かったり、そもそも使えるスロット数の制限が緩かったりするので、wi-fiカードやキャプチャーボードなどの増設が比較的容易だと言えます。
また、特にX570は、上位のチップセットといっても発売されてから時間が経っていることもあり、廉価版の価格帯はほぼB550と被っています。ただ、チップセットの発熱が高い傾向にあるので、その点だけは要注意です。
定格運用である場合には値段を絞ろうと思えば安くすることのできるパーツですが、将来的な拡張性を見た場合には、ある程度の金額を見て購入すると後悔する可能性が限りなく低くなるので、できるならば2-3万円台のものを購入したいです。
その分、メモリーを定格にしたりCPUクーラーを空冷にしたりして、抑えるべきところを見極めたほうがよいと思います。
❷用途より個人的に使いたいパーツを選定する → 実は予算を抑える最大の秘訣
➊と若干被りますが、自分が使う用途を見極めるよりは、性能・見た目・好みの会社などで使いたいパーツを一つ決めてしまうほうが、かえってすんなり全体の構成が決まるパターンが多いです。
よくある選び方で言えば、CPUをAMDにするかIntelにするか、とか、グラボのグレードをどうするか、GeforceかRadeonか、といったところが決め手となるケースが多いと思います。
あるいは、全体を白で統一したい、LEDでいっぱい光らせたい、簡易水冷のCPUクーラーを使ってみたい、ケースをこれにしたい……等々、最初は用途にしか目が行ってなかったとしても、勉強をするうちに特定のパーツに物欲が湧いてきたりします。
その物欲を無視して頑固に最初の用途に合わせてPCを組むと、わりと後悔する可能性が高いので、使いたいと思ったパーツは素直に購入するか、あるいは将来の拡張性を見込んでおくか、いずれにしてもその物欲を無視しないでおけば、満足度の高いPCを組むことができます。
また、パーツが決まると、そのパーツに合わせた具体的な構成がいくつか見えてきますし、他の方も予算を含めたアドバイスがしやすくなります。
たいていの場合、PCに使うことが許される予算は限られていますし、用途を優先となると、どんどん人間ケチになっていくので、結果、安くは組めたけどなんかあんまり満足できない、という感じになってしまいます。
それに、完全に用途のみを見るのであれば、基本的にはBTOから選んだほうが安くあがります。わざわざ自作PCを組もうという人は、それなりの個人的な動機があるはずです。むしろその個人的な動機に素直に従った方が満足度の高いPCを組めるので、後々の余計な出費を抑えられます。
というわけで、自作PCを組む際には、用途よりはなるべく個人的な好み・物欲を優先してパーツを選び、魂の安寧を得ましょう。
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