概要
スループットとは、ネットワークを介して単位時間あたりに転送できるデータ量を表す指標です。理論上の最大値ではなく、実際に転送されるデータ量を指すため、「実効的なデータ転送速度」とも呼ばれます。ネットワークパフォーマンスを評価する上で重要な要素です。
スループットは、ネットワークの帯域幅、プロトコルのオーバーヘッド、エラー率、ネットワーク機器の処理能力など、様々な要因によって左右されます。理想的な状態では帯域幅とスループットは同等ですが、実際にはプロトコルのヘッダ情報や再送処理などのオーバーヘッドが発生するため、スループットは帯域幅よりも小さくなります。スループットは一般的にビット/秒 (bps)、キロビット/秒 (kbps)、メガビット/秒 (Mbps)、ギガビット/秒 (Gbps) などの単位で表現されます。