概要
デュアルBIOSは、マザーボードに2つのBIOSチップを搭載し、いずれかのBIOSが破損した場合でも、もう一方のBIOSでシステム起動を可能にする機能です。BIOSのアップデート失敗や誤った設定によりBIOSが起動不能になるリスクを軽減し、システムの復旧を容易にします。
通常、マザーボードには1つのBIOSチップしか搭載されていませんが、デュアルBIOSを搭載したマザーボードでは、主要なBIOS(Primary BIOS)とバックアップのBIOS(Backup BIOS/Secondary BIOS)の2つが存在します。Backup BIOSは、通常はPrimary BIOSの初期設定を反映した状態で保存されています。Primary BIOSに問題が発生した場合(アップデート失敗、設定ミスなど)、システムは自動的にBackup BIOSに切り替わり、起動を試みます。Backup BIOSは、設定が初期化された状態で起動するため、BIOSの設定を再設定する必要があります。一部のデュアルBIOSマザーボードでは、Backup BIOSの内容をPrimary BIOSに書き込む機能も搭載されています。