概要
レイテンシとは、データが送信元から宛先まで到達するまでの遅延時間のこと。ネットワークの応答速度に大きく影響し、オンラインゲームやビデオ会議など、リアルタイム性を重視するアプリケーションでは特に重要となる。一般的に「ping値」として数値で表現される。
レイテンシは、データパケットがネットワーク上を伝送される間に経つ様々な遅延の合計値。これには、物理的な伝送遅延(光ファイバーやケーブルの長さ)、ルーターやスイッチでの処理遅延、輻輳による遅延などが含まれる。パケットが複数のホップ(ルーターを経由する各段階)を経るほど、レイテンシは増加する。レイテンシは片道遅延であり、双方向通信(例えばビデオ会議)では往復レイテンシが重要となる。
レイテンシは、帯域幅と混同されやすいが、異なる概念。帯域幅は通信の量、レイテンシは通信の遅延を表す。レイテンシを下げるためには、物理的な距離を短縮する、高品質なネットワーク機器を使用する、などが有効。