AI・機械学習
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AutoGen(オートジェン)

Microsoftが開発したマルチエージェントLLMフレームワーク。複数のAIエージェントが会話を通じて協力してタスクを解決する「会話型マルチエージェント」アーキテクチャを採用。

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2026/6/7 更新
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マルチエージェント
Microsoft
コード生成
LLM
AI開発

AutoGenとは

AutoGenはMicrosoft Researchが2023年9月に公開したマルチエージェントLLMフレームワーク。「会話を通じて協調するエージェント群」というコンセプトで、複雑なタスクを複数のAIエージェントに分担させる。

基本エージェント型

AssistantAgent

LLMを使ってメッセージに応答するエージェント。コード生成・計画立案・分析などを担う。

from autogen import AssistantAgent

assistant = AssistantAgent(
    name="コーディングアシスタント",
    llm_config={"model": "gpt-4o", "api_key": "..."},
    system_message="Pythonエキスパート。コードを書いて問題を解決する。"
)

UserProxyAgent

人間(またはシステム)の代理として動作するエージェント。コードの実行・フィードバック提供・タスク終了判定を担う。

from autogen import UserProxyAgent

user_proxy = UserProxyAgent(
    name="ユーザー代理",
    human_input_mode="NEVER",
    code_execution_config={"work_dir": "workspace"}
)

会話の開始

user_proxy.initiate_chat(
    assistant,
    message="フィボナッチ数列を可視化するコードを書いて"
)

GroupChat(グループチャット)

3エージェント以上を会話させる際に使用。GroupChatManagerがどのエージェントが次に発言するかを制御する。

from autogen import GroupChat, GroupChatManager

groupchat = GroupChat(
    agents=[planner, coder, reviewer],
    messages=[],
    max_round=20
)
manager = GroupChatManager(groupchat=groupchat, llm_config=llm_cfg)
user_proxy.initiate_chat(manager, message="Webスクレイパーを設計・実装・レビューして")

AutoGen v0.4(AgentChat)

2024年末にv0.4へ大幅リファクタリング:

  • autogen-agentchat: 高レベルAPI
  • autogen-core: イベント駆動の低レベルAPI
  • autogen-ext: 拡張(Docker実行・OpenAI統合など)

AutoGen Studio

GUIでエージェントワークフローを設計できるノーコードツール。

適用事例

  • コード生成・テスト: プランナー→コーダー→テスター→レビュアーの自動ループ
  • データ分析: 仮説立案→SQL生成→実行→解釈→可視化
  • 研究補助: 論文検索→要約→比較→報告書生成

LangGraphとの使い分け

AutoGenは「エージェント同士の自然言語会話」モデル、LangGraphは「グラフ定義による精密な制御」モデル。プロトタイピング・研究用途はAutoGen、本番ワークフローの精密制御はLangGraphが有利。

この記事について
カテゴリーAI・機械学習
難易度中級
作成日2026/6/7