BaaS Supabase/Convex/Pocketbase 2026(ビーエーエーエス)
Backend-as-a-Service 2026。Supabase 2.x (Postgres+Auth+Storage+Edge Functions+Realtime+Vector)・Supabase Studio・Firebase 11 (Google・Firestore+Auth+Cloud Functions+Hosting)・Firebase Data Connect (Postgres GA 2024)・Convex 1.x (Realtime DB+Functions・Sam Selikoff)・Pocketbase 0.23 (Single Binary Go・SQLite)・Appwrite 1.6 (Self-Host可能・FOSS)・Nhost (Postgres+Hasura+Auth)・Hasura DDN・Backendless・Parse Platform 7・¥0 OSS-¥¥¥¥¥¥¥/月、2026年Supabase+Convex競争・FOSS Pocketbase+Appwrite拡大。
概要
BaaS(Backend‑as‑a‑Service)は、サーバー構築・運用をクラウドに委託し、フロントエンド開発者がデータベース、認証、ストレージ、リアルタイム通信、サーバーレス関数などを即座に利用できるサービスです。
2026年現在、Supabase 2.x、Firebase 11、Convex 1.x、Pocketbase 0.23、Appwrite 1.6 などが市場を牽引し、料金体系は¥0から¥¥¥¥¥¥¥/月まで多様化。Supabase と Convex は 2026 年に直接競合関係に入り、AI ベクトル検索やエッジ関数の統合が差別化要因となっています。
主な特徴・仕組み
- PostgreSQL 16.1 をベースにした Supabase 2.x は、1.5 TB のストレージと 30,000 TPS のスループットを標準装備。
- Supabase Studio で GUI からスキーマ設計・データ閲覧・関数管理が可能。
- Firebase 11 は Firestore と Cloud Functions を統合し、99.99 % SLA を提供。
- Firebase Data Connect(Postgres GA 2024)により、オンプレミス PostgreSQL へのリアルタイム同期が実現。
- Convex 1.x は Realtime DB と Functions を一体化し、10,000 同時接続をサポート。
- Pocketbase 0.23 は SQLite を単一バイナリで提供し、4.5 GB RAM での関数実行が可能。
- Appwrite 1.6 は 自己ホスト が可能で、FOSS ライセンスにより ¥0 で利用できる。
- Nhost は Postgres + Hasura + Auth を組み合わせ、2.5 ms のレスポンスを目指す。
- Hasura DDN は GraphQL ベースで、1 M events/s のイベント処理を実現。
- Backendless と Parse Platform 7 は、REST と GraphQL の両方に対応し、5,000 関数をアカウント単位で提供。
- 2025年に Supabase 2.x が AI ベクトル検索を標準化し、256‑bit 暗号化と 10,000 同時接続を保証。
- 2025年末に Pocketbase が SQLite のインメモリ拡張を発表、ローカルで 1 GB 以上のデータを高速処理。
- 2026年に Convex がエッジ関数を完全サポートし、2.5 Gbps ネットワーク帯域を活用。
スペック比較表
| プラットフォーム | DB | 認証 | ストレージ | サーバーレス | リアルタイム | コストモデル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Supabase 2.x | PostgreSQL 16.1 | OAuth2 / JWT | 1.5 TB | Edge Functions | Yes | ¥0〜¥¥¥¥¥¥¥/月 |
| Firebase 11 | Firestore | Google Auth | 2 TB | Cloud Functions | Yes | ¥0〜¥¥¥¥¥¥¥/月 |
| Convex 1.x | Realtime DB | JWT | 500 GB | Functions | Yes | ¥0〜¥¥¥¥¥¥¥/月 |
| Pocketbase 0.23 | SQLite | Basic Auth | 200 GB | Go Functions | No | ¥0 |
| Appwrite 1.6 | MySQL | JWT | 1 TB | Serverless | No | ¥0(自己ホスト) |
具体例・対応製品
- Supabase Studio – スキーマ設計、データ閲覧、関数デバッグを GUI で完結。
- Firebase Hosting – 静的サイトとサーバーレス関数を同時にデプロイ。
- Pocketbase CLI – Go でビルドした単一バイナリを Docker コンテナに組み込み、オンプレミスで高速データアクセス。
自作PCでの選び方・注意点
- CPU:関数実行に 2.5 GB RAM を確保するため、Ryzen 9 9950X3D(16コア 32スレッド、450W TDP)以上を推奨。
- GPU:AI ベクトル検索をローカルでテストする場合、RTX 5090(24 GB GDDR7)で GPU 推論を高速化。
- メモリ:最低 64 GB DDR5-6000 を搭載し、同時接続数とデータ量をカバー。
- ストレージ:NVMe SSD 2 TB(PCIe 4.0)で高速データアクセス。
- ネットワーク:10 Gbps LAN でクラウドとの同期を最適化。
- 電源:550W 80+ Platinum で安定稼働。
- OS:Linux(Ubuntu 24.04 LTS)で Docker と Go 環境を構築。
- セキュリティ:TLS 1.3、256‑bit 暗号化を有効化し、データ漏洩リスクを低減。
関連用語との違い
- PaaS(Platform‑as‑a‑Service) はアプリケーション全体を提供する一方、BaaS はデータベース・認証・ストレージなどのバックエンドのみを抽象化。
- IaaS(Infrastructure‑as‑a‑Service) は仮想マシンを提供し、開発者は自前でバックエンドを構築。BaaS はその手間を排除。
- FaaS(Function‑as‑a‑Service) はサーバーレス関数のみを提供。BaaS は FaaS を含む総合バックエンド。
よくある質問(FAQ)
Q1. Supabase と Convex の違いは何ですか?
A1. Supabase は PostgreSQL をベースにし、リレーショナルデータとリアルタイム同期を強化。Convex は Realtime DB を中心に、関数とデータを同一スキーマで管理し、エッジ関数を完全サポート。2026 年に両者が競合関係に入り、AI ベクトル検索とエッジ関数が主な差別化点。
Q2. Pocketbase は SQLite しか使わないのですか?
A2. Pocketbase は SQLite を単一バイナリで提供しますが、2025 年末にインメモリ拡張を導入し、1 GB 以上のデータを高速に処理できるようになりました。データ量が大きい場合は Supabase などの Postgres ベースを併用することも可能です。
Q3. 自作 PC で BaaS をローカルに構築できますか?
A3. はい。Appwrite 1.6 は自己ホストが可能で、Docker Compose で簡単に立ち上げられます。Supabase も Docker イメージが公開されており、Ryzen 9 9950X3D と RTX 5090 を組み合わせれば 99.99 % SLA に近い環境を実現できます。
まとめ
2026 年の BaaS 市場は、Supabase 2.x、Firebase 11、Convex 1.x、Pocketbase 0.23、Appwrite 1.6 など多様な選択肢が存在。AI ベクトル検索やエッジ関数の統合が進む中、価格帯は ¥0 から ¥¥¥¥¥¥¥/月まで幅広く、自己ホストとクラウドのハイブリッド構成が主流です。自作 PC で構築する場合は CPU・GPU・メモリ・ストレージを十分に確保し、セキュリティとネットワーク帯域を最適化することで、開発効率と運用安定性を両立できます。