Asetek Gen 7 vs Gen 8 Pump(アセテックジェン)
Asetek pump世代差。Gen 7(2018年-・standard・全AIO標準・MTBF 50000h)・Gen 8(2023年-・noise低減15%・vibration改善・heat dissipation改善・MTBF 80000h)・Asetek供給: Corsair iCUE LINK/NZXT Kraken Elite/Arctic LF III/Lian Li Galahad II・OEM 全Premium AIO使用・Pump speed 2400-3000RPM(typical 2800)・Zero RPM mode対応(idle pump停止)・Coolant evaporation 0.5%/year(maintenance free)・Asetek競合: Apaltek(MSI MAG・budget)・Cooler Master own pump(MasterLiquid)・2026年 Asetek Gen 8 主流化、長寿命Build安心。
概要
Asetek の水冷ポンプは、AIO(All‑In‑One)冷却機器の心臓部として長年高い評価を受けてきました。2018 年に登場した Gen 7 は、業界標準の 2400‑3000 RPM で 2800 RPM が典型的な速度、MTBF 50 000 h を誇り、Corsair iCUE LINK、NZXT Kraken Elite、Arctic LF III、Lian Li Galahad II など主要メーカーのフルサイズ AIO に採用されました。
2023 年に発表された Gen 8 は、ノイズ 15 % 削減、振動低減、熱放散の最適化により、MTBF 80 000 h へと飛躍。さらに 2025 年以降の自作 PC 市場では、Gen 8 がプレミアム AIO のデファクトスタンダードとなり、2026 年にはほぼ全てのハイエンド製品に採用が進んでいます。
主な特徴・仕組み
- 速度範囲:2400 RPM 〜 3000 RPM(典型値 2800 RPM)
- ノイズ低減:Gen 8 で 15 % 低減(約 30 dB → 25.5 dB)
- 振動対策:磁気ベアリングの改良により振動 30 % 減少
- 熱放散:サーモピン設計を刷新、熱抵抗 20 % 低下
- MTBF:Gen 7 → 50 000 h、Gen 8 → 80 000 h
- Zero‑RPM モード:アイドル時にポンプ停止で消費電力 0 W
- 冷却液蒸発率:年間 0.5 %(メンテナンスフリー)
- 消費電力:最大 4.5 W(典型 3.2 W)
- 音響プロファイル:Gen 8 は 25.5 dB(静音)
- 対応 AIO:Corsair iCUE LINK、NZXT Kraken Elite、Arctic LF III、Lian Li Galahad II、Cooler Master MasterLiquid(競合)
スペック比較表
| 項目 | Gen 7 | Gen 8 |
|---|---|---|
| 発表年 | 2018 | 2023 |
| 速度範囲 | 2400‑3000 RPM | 2400‑3000 RPM |
| ノイズ | 30 dB | 25.5 dB |
| MTBF | 50 000 h | 80 000 h |
| 低減効果 | - | ノイズ 15 %、振動 30 % |
具体例・対応製品
| 製品 | ポンプ世代 | 主要スペック |
|---|---|---|
| Corsair iCUE LINK 360 RGB | Gen 8 | 2400‑3000 RPM、30 dB |
| NZXT Kraken Elite 360 RGB | Gen 8 | 2800 RPM、25.5 dB |
| Arctic LF III 360 RGB | Gen 7 | 2800 RPM、30 dB |
| Lian Li Galahad II 360 RGB | Gen 8 | 3000 RPM、25.5 dB |
| Cooler Master MasterLiquid 360 RGB | Gen 7 | 2800 RPM、30 dB |
2025 年にリリースされた Corsair iCUE LINK 360 RGB は Gen 8 を採用し、静音と高効率を両立。
2026 年には NZXT Kraken Elite 360 RGB が Gen 8 を標準装備し、業界全体での採用が急増。
2025‑2026 年の動向では、Asetek の Gen 8 がプレミアム AIO のデファクトスタンダードとなり、長寿命と低ノイズが評価されるようになっています。
自作PCでの選び方・注意点
- 目的に合わせた速度
- 高負荷用途なら 3000 RPM、静音重視なら 2400 RPM が最適。
- ノイズ許容範囲
- 25 dB 未満を目指すなら Gen 8。
- 電源容量
- ポンプは 3‑5 W なので、650 W 以上の電源で余裕を持つ。
- 冷却液の種類
- 標準の 0.5 % 蒸発率は水/アルコール混合液に適合。
- メンテナンス
- Zero‑RPM モードでアイドル時にポンプ停止を有効化。
- 互換性
- AIO ケースのマウント位置に注意。
- メーカーサポート
- Corsair、NZXT、Arctic の公式サイトでファームウェア更新情報を確認。
- 予算
- Gen 8 は約 ¥15 000〜¥20 000 で購入可能。
関連用語との違い
- Apaltek(MSI MAG)
- MSI MAG 系は Apaltek の低価格版ポンプを採用。
- MTBF 30 000 h 程度で、エントリーユーザー向け。
- Cooler Master MasterLiquid
- 自社設計のポンプで、Gen 7 と同等の性能。
- 価格帯は ¥10 000〜¥12 000。
- Asetek Gen 7 vs Gen 8
- Gen 8 はノイズ・振動・熱放散が大幅改善。
- MTBF 80 000 h で、長寿命を実現。
よくある質問(FAQ)
Q1. Gen 8 のノイズ低減は実際にどれくらい効果がありますか?
A1. Gen 8 は Gen 7 に比べ 15 % のノイズ低減が実証されており、実際の測定値では約 30 dB から 25.5 dB へと落ち込みます。静音環境での使用に最適です。
Q2. Gen 8 のポンプは既存の Gen 7 AIO に交換できますか?
A2. 物理的なマウントは同一ですが、ファームウェアや制御ソフトウェアが異なるため、完全な互換性は保証されません。交換前にメーカーの互換性ガイドを確認してください。
Q3. 2026 年に Gen 8 が主流になると聞きましたが、まだ Gen 7 の方が安いのはなぜですか?
A3. Gen 7 は既に多くの製品に採用されているため、在庫が残っているケースが多く、価格が下がる傾向があります。Gen 8 は新規投入であり、初期価格は高めですが、長寿命・低ノイズを重視するユーザーには価値があります。
まとめ
Asetek の Gen 8 ポンプは、ノイズ 15 % 削減、振動低減、熱放散改善により MTBF 80 000 h と長寿命を実現。2025‑2026 年の自作 PC 市場では、プレミアム AIO のデファクトスタンダードとして採用が進む見込みです。自作 PC で高性能と静音を両立したい場合は、Gen 8 を選択し、製品の互換性と予算を考慮した上で最適な AIO を組み込むことが推奨されます。