CPUを取り付けるマザーボード上の差込口。CPUの種類によって形状が異なる。
CPUソケットとは、CPU(中央処理装置)をマザーボードに取り付けるための差込口のことです。マザーボード上の重要な部品の一つで、CPUとマザーボード間の電気的な接続を確立し、データや信号のやり取りを可能にします。CPUソケットの形状やピン数は、CPUの種類(例えば、Intel製かAMD製か、世代は何か)によって異なります。そのため、CPUとマザーボードを選ぶ際には、互換性のあるソケットであることを確認する必要があります。この互換性を「ピン互換性」と呼びます。
例えば、IntelのCPUであれば、LGA1700、LGA1200などが代表的なソケットです。LGA1700は比較的新しいCPU(第12世代以降のCore iシリーズなど)に対応しており、LGA1200はそれ以前の世代のCPUに対応しています。AMDのCPUであれば、AM4、AM5などが一般的です。AM4はRyzenシリーズの初期から現在まで幅広く使用されており、AM5はより新しいRyzen 7000シリーズ以降のCPUに対応しています。
CPUソケットを選ぶ際に注意すべき点は、将来的なアップグレードの可能性も考慮に入れることです。例えば、最新のソケットのマザーボードを選べば、将来的に新しいCPUに交換しやすくなります。しかし、CPUソケットは世代ごとに変わることが多いため、古いソケットのCPUと新しいソケットのマザーボードを組み合わせることはできません。
自作PCにおいて、CPUソケットの選択は非常に重要です。CPUとマザーボードの互換性を間違えると、パーツを無駄にしてしまうだけでなく、PCが正常に動作しません。必ず、CPUとマザーボードの仕様書を確認し、対応するソケットの種類を確認しましょう。もし不安な場合は、PCパーツ販売店のスタッフに相談することをおすすめします。
CPUソケットの形状は、LGA(Land Grid Array)やPGA(Pin Grid Array)など、いくつか種類があります。LGAはCPU側にピンがなく、マザーボード側のソケットにピンがあるタイプです。PGAはCPU側にピンがあり、マザーボード側のソケットに穴があるタイプです。近年では、LGAが主流となっています。
また、CPUソケットには、CPUクーラーを取り付けるための機構も備わっています。CPUは動作中に非常に高温になるため、適切なCPUクーラーを取り付けて冷却する必要があります。CPUクーラーも、CPUソケットの種類によって対応が異なる場合がありますので、注意が必要です。