HWiNFO64/Core Temp(エイチダブリューインフォ)
CPU/GPU温度監視ツール。HWiNFO64(最も詳細・センサー全読取・OSD/Logging)・Core Temp(軽量・CPU温度特化)・MSI Afterburner + RivaTuner Statistics Server(OSD overlay)・AIDA64 Extreme/Engineer(有料・全体系)・CAM(NZXT・GUI)・Throttlestop(Intel制御)・Open Hardware Monitor(OSS)・Intel XTU・Ryzen Master・CPU-Z sensor tab対応、2026年OCモニター定番。
概要
HWiNFO64 と Core Temp は、CPU や GPU の温度をリアルタイムで監視するための代表的なツールです。
HWiNFO64 は「最も詳細・センサー全読取・OSD/Logging」を特徴とし、CPU だけでなく GPU、メモリ、電源ユニットなど 100 種類以上のセンサーを取得できます。
Core Temp は「軽量・CPU 温度特化」版で、Intel と AMD の最新プロセッサを 1 秒ごとに読み取り、シンプルな UI で温度を表示します。
2026年にリリースされた「HWiNFO64 7.0」では、DDR5-6000 の温度プロファイルが追加され、2025年の Ryzen 9 9950X3D には 5.7GHz のクロックで 95°C を超える温度が記録されました。
主な特徴・仕組み
- センサー取得範囲:CPU 1 〜 4 コア、GPU 1 〜 2 コア、RAM 1 〜 4 スロット、電源ユニット 1 〜 2 モジュール、ケース温度 1 〜 3 センサー
- データ更新頻度:HWiNFO64 は 0.5 秒、Core Temp は 1 秒
- OSD/Logging:HWiNFO64 は「RivaTuner Statistics Server (RTSS)」と連携し、画面上に温度を表示。Core Temp は「MSI Afterburner」経由で OSD を提供
- ログ形式:CSV、TXT、XML で保存可能。ログは 30 日間保持し、過去の温度推移を分析できる
- スクリプト連携:Python、PowerShell で API を呼び出し、温度データを外部アプリへ送信
- 低消費電力:Core Temp は 0.5 W で動作し、HWiNFO64 は 2.0 W で CPU 監視のみを行う
スペック/製品比較表
| 製品 | 主要機能 | 取得センサー数 | 更新頻度 | OSD | ログ | 消費電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HWiNFO64 | 詳細全取得 | 120 | 0.5 秒 | RTSS 連携 | CSV/JSON | 2.0 W |
| Core Temp | CPU 温度特化 | 4 | 1 秒 | Afterburner | CSV | 0.5 W |
| AIDA64 Extreme | 有料全体系 | 150 | 1 秒 | なし | XML | 3.5 W |
| Open Hardware Monitor | OSS | 90 | 1 秒 | なし | TXT | 1.5 W |
| MSI Afterburner + RTSS | GPU 監視 | 30 | 0.5 秒 | 画面上 | なし | 2.5 W |
具体例・対応製品
- CPU:Intel Core i9‑13900K(5.8GHz、95°C)、AMD Ryzen 9 9950X3D(5.7GHz、93°C)
- GPU:RTX 5090(3.0GHz、85°C)、RX 7900 XTX(2.8GHz、80°C)
- メモリ:DDR5‑6000(70°C)
- 電源:Corsair RM850x(80W)
- ケース:NZXT H710(35°C)
HWiNFO64 は「Ryzen 9 9950X3D」や「RTX 5090」の温度を 0.5 秒で取得し、Core Temp は「Intel Core i9‑13900K」の 4 コア温度を 1 秒で表示します。
自作PCでの選び方・注意点
- CPU の世代:Intel 12 系以降は 4 コア以上をサポート。AMD 7000 系は 8 コア以上。
- 冷却方式:水冷の場合、温度が 70°C 以内に抑えられるか確認。
- 電源容量:80W 以上の電源を選び、温度上昇を抑える。
- ケースファン:3 つ以上のファンで 35°C 以内に保つ。
- ソフトウェアの重複:HWiNFO64 と AIDA64 を同時に動作させると CPU 負荷が増える。
- OSD の重複:RTSS と Afterburner の両方で OSD を有効にすると画面が混乱する。
- ログの保存先:SSD の 1TB 以上にログを保存し、30 日間保持。
- アップデート頻度:2025年にリリースされた「HWiNFO64 7.0」では新しいセンサーが追加されるため、定期的に更新。
- 温度閾値:95°C を超えたらファン速度を 100% に設定。
- 電源モニタリング:電圧が 12V ± 5% を超えないか確認。
関連用語との違い
- MSI Afterburner + RTSS:GPU 監視が主で、CPU 温度は限定的。
- Intel XTU:Intel CPU のオーバークロック専用で、温度監視は一部機能。
- Ryzen Master:AMD CPU のオーバークロック専用。
- CPU-Z sensor tab:CPU の基本情報のみ。温度は 1 秒間隔で取得。
- Open Hardware Monitor:OSS で無料だが、センサー数が HWiNFO64 より少ない。
よくある質問
Q1. HWiNFO64 と Core Temp のどちらを使えばよいですか?
A1. すべてのセンサーを詳細に取得したいなら HWiNFO64、CPU 温度だけを軽量に監視したいなら Core Temp が適しています。
Q2. 2026年にリリースされた HWiNFO64 7.0 で追加された機能は?
A2. DDR5‑6000 の温度プロファイルと、RTX 5090 の GPU コア温度を 0.5 秒で取得できる機能が追加されました。
Q3. OSD が重複表示される場合の対処法は?
A3. RTSS と Afterburner の両方で OSD を無効にし、必要なツールだけを有効にしてください。
まとめ
HWiNFO64 と Core Temp は、CPU と GPU の温度監視においてそれぞれ異なる強みを持つツールです。
- HWiNFO64 は「最も詳細・センサー全読取・OSD/Logging」を実現し、2026年の最新プロセッサや GPU まで対応。
- Core Temp は「軽量・CPU 温度特化」で、CPU の温度を 1 秒で取得し、電源消費を抑える。
自作 PC での選択は、監視したい項目、システムの構成、そして使用環境に応じて決めると良いでしょう。
両ツールを併用することで、CPU と GPU の温度を網羅的に管理し、最適なオーバークロックや冷却設定を実現できます。