CrystalDiskInfo SMART SSD健康診断 2026(クリスタルディスクインフォ)
SSD/HDD健康診断ソフト。CrystalDiskInfo 9.x ひよひよ・SMART値解析・Power On Hours・Total Bytes Written (TBW)・Reallocated Sector・SSD/Sentinel Pro・Hard Disk Sentinel・Samsung Magician 8.x・WD Dashboard・Kioxia SSD Utility、2026年Gen5 SSD温度監視必須。
概要
CrystalDiskInfoは、Windows環境で動作するフリーのディスク監視ツールで、SSD・HDDのSMART情報をリアルタイムで表示します。2026年版(9.3)は、NVMe Gen5 SSDの温度センサーを標準サポートし、TBW(Total Bytes Written)とパワーオン時間を自動で計算。さらに、Samsung Magician、WD Dashboard、Kioxia SSD Utilityと連携して、ファームウェアアップデートの通知も行います。自作PC構築者は、ディスクの健康状態を可視化し、予防保守を行うために不可欠です。
主な特徴・仕組み
- SMART属性の詳細表示:Reallocated Sector Count、Current Pending Sector Count、Uncorrectable Error Countなどを数値で提示。
- TBW計算:SSDの総書き込み量を自動算出し、残量推定。
- 温度監視:NVMe Gen5 SSDの温度をリアルタイムで取得。2025年に発表された温度管理機能を組み込む。
- パワーオン時間表示:総稼働時間を分単位で表示。
- ファームウェア通知:Samsung Magician 8.x、WD Dashboard 4.0と連携し、アップデート有無を表示。
- カスタムアラート:ユーザー設定で温度やTBWの閾値を設定し、ポップアップ通知。
- ログ機能:過去30日分のSMARTデータをCSVで保存。
- 多言語対応:日本語、英語、中国語、フランス語など18言語。
- 軽量設計:実行ファイルサイズは約1.2 MB、起動時間は200 ms未満。
スペック比較表
| 版 | 主な追加機能 | 主要対応SSD | 推奨OS | ファイルサイズ |
|---|---|---|---|---|
| 9.1 | Gen4 SSD温度サポート | Samsung 980 PRO, WD Black SN850 | Windows 10/11 | 1.0 MB |
| 9.2 | TBW計算アルゴリズム更新 | Kioxia M9, Crucial P5 Plus | Windows 10/11 | 1.1 MB |
| 9.3 | Gen5 SSD温度・ファームウェア連携 | Samsung 990 Pro, WD Black SN770 | Windows 10/11 | 1.2 MB |
具体例・対応製品
- Samsung 990 Pro 2 TB – NVMe Gen5、最大速度 7,000 MB/s、TBW 1,200 TB。
- WD Black SN770 1 TB – Gen5、Read 6,900 MB/s、Write 5,500 MB/s、TBW 600 TB。
- Kioxia M9 4 TB – Gen5、Read 7,200 MB/s、Write 5,800 MB/s、TBW 1,800 TB。
- Crucial P5 Plus 2 TB – Gen4、Read 6,600 MB/s、Write 5,000 MB/s、TBW 600 TB。
- Intel Optane SSD 905p 1 TB – 3D XPoint、Read 3,000 MB/s、Write 1,800 MB/s、TBW 300 TB。
自作PCでの選び方・注意点
- PCIeレーン数:Gen5 SSDはx4レーンで最大性能。x2レーンでは速度が半減。
- 電源容量:NVMe Gen5は最大TDP 35 W。500 W以上の電源推奨。
- 冷却対策:高温がTBWを急速に消費。ケースにNVMe冷却ホットスワップユニットを装着。
- ファームウェア互換性:CrystalDiskInfo 9.3はSamsung 990 Proのファームウェア更新を検知。
- SATA SSD併用時:SATA SSDはTBWが低く、寿命が短い。使用目的に合わせて選択。
- バックアップ:TBWが90%に達したらRAID構成を検討。
- BIOS設定:NVMe SSDをオートインストールモードに設定し、データ転送レイテンシを最小化。
- 温度監視:CrystalDiskInfoのアラート閾値を30 °Cに設定し、オーバーヒートを防止。
関連用語との違い
- Hard Disk Sentinel:Linux対応は限定的で、Windows版はCrystalDiskInfoより多機能だが価格が高い。
- Samsung Magician:Samsung SSD専用で、ファームウェア更新とパフォーマンス最適化に特化。CrystalDiskInfoは汎用性が高い。
- WD Dashboard:Western Digital製品専用。CrystalDiskInfoはブランド非依存。
- Kioxia SSD Utility:Kioxia製品専用。CrystalDiskInfoは複数ブランドを統合監視。
よくある質問(FAQ)
Q1. CrystalDiskInfo 9.3はLinuxでも動作しますか?
A1. 公式にはWindows専用ですが、Wine経由で動作可能です。Linuxネイティブ版は未リリース。
Q2. Gen5 SSDのTBWはどのように算出されますか?
A2. SMART属性「Total LBA Written」を基に、SSDの総書き込み容量で割り、TB単位に変換。CrystalDiskInfoは自動で計算し、残量を推定。
Q3. 予備バッテリーがない場合、温度アラートは有効ですか?
A3. はい。温度が設定閾値(例:35 °C)を超えるとポップアップで通知。電源がオフになる前に対策が可能。
まとめ
CrystalDiskInfo 9.3は、2026年に登場したNVMe Gen5 SSDの温度監視とTBW計算を標準装備し、Samsung MagicianやWD Dashboardとシームレスに連携します。自作PC構築者は、SSDの寿命とパフォーマンスを可視化し、予防保守を実施できるため、システムの安定稼働に直結します。特に、2025年に導入された温度管理機能と2026年のファームウェア連携は、最新ハードウェアを最大限に活用する上で不可欠です。常に最新バージョンを維持し、設定アラートを活用することで、SSDの故障リスクを低減できます。