フロッピードライブ(フロッピードライブ)
3.5インチ磁気ディスクドライブ。1.44MB 2HD・Sony/TDK/Maxellが代表製造、2010年代生産終了、2026年現在USB外付FDD(Buffalo FD-2CB3・Plustek FD-2020)で旧PC/古いBIOS更新用途に限定残存、インダストリアルPC向けに細々継続。
概要
フロッピードライブ(FDD)は、3.5インチ磁気ディスクを読み書きする装置で、容量は 1.44 MB、2HD(2ヘッド・ディスク)構成が主流です。
- 直径 3.5 inch
- 1.44 MB(1 × 1.44 MB)
- 2HD(ヘッド数)
- 回転速度 30 rpm
- 電圧 1.2 V
- 接続方式 USB 2.0(USB 3.0 も一部)
- 30 rpm で 1 MB/s 程度の転送速度
- 2010年代に製造終了、2026年現在は USB 外付 FDD(Buffalo FD‑2CB3、Plustek FD‑2020)で限定的に残存
- 工業用 PC では細々と継続供給
- 2025年に入っても古い BIOS の更新やレトロゲーム機のデータ移行に利用される
主な特徴・仕組み
磁気ディスクは 3.5 inch のアルミニウムシートに磁化層を施し、ヘッドが 30 rpm で回転しながら読み書きします。
- ヘッドは 2 個(2HD)で、同時に 2 トラックを扱える
- 1 トラックは 512 byte のブロックで構成
- 1 MB のデータは 2 トラック × 256 ブロックで保存
- 1.2 V の低電圧で動作し、消費電力は 0.5 W 程度
- 物理的に 5.25 mm のスロットに差し込むため、古い AT 互換機に簡単に装着可能
- 2026年に入っても、USB 2.0 で 12 Mbps の帯域を確保し、レトロ機器との互換性を維持
スペック/製品比較表
| 製品名 | 型番 | 容量 | 接続 | 速度 | 価格 | 2025年/2026年販売状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Buffalo | FD‑2CB3 | 1.44 MB | USB 2.0 | 12 Mbps | ¥2,800 | 継続販売 |
| Plustek | FD‑2020 | 1.44 MB | USB 3.0 | 30 Mbps | ¥3,200 | 限定販売 |
| Sony | 3F‑1 | 1.44 MB | USB 2.0 | 12 Mbps | ¥2,500 | 旧在庫 |
| TDK | 3F‑2 | 1.44 MB | USB 2.0 | 12 Mbps | ¥2,700 | 旧在庫 |
| Maxell | 3F‑3 | 1.44 MB | USB 2.0 | 12 Mbps | ¥2,600 | 旧在庫 |
具体例・対応製品
- Buffalo FD‑2CB3
- Plustek FD‑2020
- Sony 3F‑1
- TDK 3F‑2
- Maxell 3F‑3
- 3.5 inch 1.44 MB 2HD
- 30 rpm 回転
- 1.2 V 電源
- USB 2.0 / USB 3.0
- 12 Mbps / 30 Mbps
- 2025年に入ってもレトロ用途で需要あり
自作PCでの選び方・注意点
- 互換性を確認(AT 互換か mAT か)
- USB 3.0 で高速転送を狙うか、USB 2.0 で安定性を重視するか
- 1.2 V 低電圧に対応した電源ユニットを選ぶ
- 3.5 inch の物理サイズに合うケースを用意
- BIOS で FDD を有効化する設定が必要
- 旧在庫品は品質が不安定な場合があるため、レビューを確認
- 2026年現在は USB 外付 FDD が主流、内部差し込みはレトロ機器向け
- 価格は 2,500 ¥〜3,200 ¥ 程度で、予算に合わせて選択
- 2HD で同時に 2 トラックを扱える点を活かす
- 30 rpm の回転速度は低速だが、レトロデータの読み書きには十分
関連用語との違い
- フロッピーディスク:物理媒体。FDD はその読み書き装置。
- USB フラッシュドライブ:フラッシュメモリで高速。FDD は磁気ディスクで低速。
- ハードディスク:大容量で高速。FDD は 1.44 MB で低速。
- SSD:フラッシュメモリで高速。FDD は磁気で低速。
- レトロゲーム機:FDD でデータを読み込む機器がある。
よくある質問
Q1. 2026年に入っても FDD は使えるの?
A1. はい、USB 外付 FDD(Buffalo FD‑2CB3 等)が残存しており、古い BIOS の更新やレトロゲーム機のデータ移行に利用可能です。
Q2. 2HD とは何ですか?
A2. 2HD はヘッド数が 2 つある構成で、同時に 2 つのトラックを読み書きできるため、データ転送効率が向上します。
Q3. USB 3.0 版と USB 2.0 版の差は?
A3. USB 3.0 版は 30 Mbps で転送速度が約 2.5 倍。USB 2.0 版は 12 Mbps で安定性が高いです。
まとめ
フロッピードライブは 3.5 inch の磁気ディスクを読み書きする装置で、1.44 MB の容量と 30 rpm の回転速度が特徴です。2025年・2026年に入っても USB 外付 FDD が限定的に販売され、レトロ機器や古い BIOS の更新に利用されています。主な製品は Buffalo FD‑2CB3、Plustek FD‑2020、Sony 3F‑1、TDK 3F‑2、Maxell 3F‑3 などで、価格は 2,500 ¥〜3,200 ¥ 程度です。自作 PC で使用する際は、互換性、USB 接続方式、電源電圧、ケースサイズ、BIOS 設定を確認し、レトロ用途に合わせて選択すると良いでしょう。