デスクにクランプで固定せず、重量のある台座で自立するタイプのモニタースタンド。VESA対応モニターを取り付けて高さや角度を調整でき、設置・移動が容易で賃貸デスクや共有スペースでの利用に適する。
自立式モニタースタンド(Freestanding Monitor Stand)は、デスクにクランプやグロメットで固定せず、重い台座(ベース)の自重でモニターを支えるスタンドです。VESA規格のマウントプレートにモニターを取り付け、高さ・チルト(上下角度)・スイベル(左右回転)・ピボット(縦横回転)などの調整が可能です。クランプ式アームが使えないガラス天板デスクや、頻繁にレイアウトを変更する環境で特に重宝されます。
| 比較項目 | 自立式スタンド | クランプ式アーム |
|---|---|---|
| 固定方法 | 台座の自重 | 天板を挟む |
| デスク加工 | 不要 | 不要(穴あけ不要) |
| ガラス天板 | 対応 | 非対応(割れリスク) |
| 移動・配置換え | 容易(持ち上げるだけ) | クランプの付け外しが必要 |
| デスクスペース | 台座が占有する | デスク上がフリー |
| 安定性 | 台座サイズに依存 | クランプ固定で安定 |
| 可動範囲 | 高さ+チルト中心 | 多軸自在 |
| 製品名 | 対応サイズ | 耐荷重 | 高さ調整 | 台座サイズ | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| エルゴトロン DS100 | 〜27インチ | 10.9kg | ポール昇降 | 直径28cm | ¥15,000 |
| HUANUO 自立式スタンド | 〜32インチ | 9kg | 35〜55cm | 25×25cm | ¥5,800 |
| FLEXIMOUNTS FS01 | 〜27インチ | 8kg | 3段階 | 30×20cm | ¥4,500 |
| サンワサプライ CR-LA1601 | 〜24インチ | 6kg | 高さ固定 |
クランプ式アームは挟み込みの圧力でガラスを割るリスクがあるため、自立式が最も安全な選択肢です。台座の底面にフェルトパッドを貼ると、ガラス表面の傷防止になります。
固定席がなく、毎日使うデスクが変わる環境では、自立式スタンドをモニターごと持ち運べる利便性があります。軽量な台座モデル(2kg以下)もこの用途向けに存在します。
一時的なディスプレイ設置が必要な場面で、設営・撤収が数分で完了する自立式は重宝します。床置き型の大型自立スタンド(TVスタンド)もこのカテゴリに含まれます。
自立式スタンドの最大の弱点は、台座の自重だけでモニターを支えるため、大型・重量級モニターでは転倒リスクがあることです。以下の対策で安定性を向上させましょう。
台座サイズとモニター重量のバランスが適切であれば、日常使用で不安定さを感じることはほとんどありません。ただし、地震の揺れや誤って腕が当たった場合の転倒リスクはクランプ式アームより高いです。27インチ以上のモニターでは台座直径28cm以上、耐荷重にモニター重量の1.5倍の余裕を持つ製品を選んでください。
台座の上にキーボードやマウスパッドを重ねて使うのが最も実用的な対策です。台座が薄型(高さ2cm以下)のモデルを選べば、台座の存在感はほぼなくなります。また、L字型台座や長方形台座のモデルは円形台座よりもデッドスペースが少なくなる傾向があります。
デュアル対応の自立式スタンドも存在します(VIVO STAND-V002F など)。ただし、2台分の重量を台座だけで支えるため、台座がかなり大型・重量化します。デュアル環境では、可能であればクランプ式デュアルアームの使用を推奨します。クランプが使えない場合は、シングル自立式スタンド×2の方が配置の自由度が高く安定します。
| 直径25cm |
| ¥7,800 |
| VIVO STAND-V001F | 〜27インチ | 10kg | 無段階 | 直径28cm | ¥4,200 |