RTX 5090 FE/AIB Cooler(アールティーエックス5090クーラー)
RTX 5090 冷却ソリューション。Founders Edition 2-slot(575W・thin design・dual flow through fan・$1999)・ASUS ROG Astral RTX 5090 4-slot quad fan($2799)・MSI Suprim Liquid SOC AIO 360($2899)・Gigabyte AORUS Master 4-slot+thermal sensors・Zotac AMP Extreme AIRO 4-slot 360mm thick・Inno3D iChill X3 4-slot・PNY OC XLR8 3-slot・GPU Sag問題(2.5kg・GPU support bracket必須)・水冷Block: EKWB Quantum Vector² RTX 5090($299)・2026年 GPU重量化、Vertical Mount + Riser cable案件増。
概要
RTX 5090は、2025年に登場した第5世代NVIDIA GPUで、24 GB GDDR7メモリと450 W TDPを備え、従来のRTX 4080を大幅に上回るパフォーマンスを実現しています。冷却ソリューションは、Founders Edition(2‑slot、575 W、薄型設計、ダブルフロー)から、4‑slotの高性能クーラー(ASUS ROG Astral、MSI Suprim Liquid SOC AIO 360、Gigabyte AORUS Master、Zotac AMP Extreme AIRO)まで多岐にわたります。2026年にはGPU重量化が進み、2.5 kgに達するモデルが増加、垂直マウントやリサイザーケーブルの需要が拡大しています。
主な特徴・仕組み
- Founders Edition (FE)
- 2‑slot設計、575 Wの電力供給、薄型フレーム、ダブルフローのファン
- 価格:¥199 900(約USD 1 999)
- ASUS ROG Astral RTX 5090
- 4‑slot、クアッドファン(最大420 RPM)で熱設計が最適化
- 価格:¥279 900(約USD 2 799)
- MSI Suprim Liquid SOC AIO 360
- 360 mmのラジエーター、AIO水冷ブロック付き
- 価格:¥289 900(約USD 2 899)
- Gigabyte AORUS Master
- 4‑slot+熱センサー、RGBバックライト、ファン制御が細かい
- Zotac AMP Extreme AIRO
- 360 mm厚のファンレイアウト、最大500 Wの冷却性能
- GPU Sag対策
- 2.5 kgの重量に対し、GPUサポートブラケット必須
- 2025年に発表された「GPUサポートブラケット」シリーズは、重量分散と振動吸収が改善
- 水冷ブロック
- EKWB Quantum Vector² RTX 5090:299 USD、専用のアルミニウムブロック、熱抵抗0.4 °C/W
- 2026年の動向
- GPU重量化に伴い、垂直マウント(Vertical Mount)やリサイザーケーブルの需要が急増
- 水冷ブロックの設計が改良され、熱伝導率が10 %向上
- 2025年のトレンド
- 4‑slotクーラーのファン数が6 個に増加、静音設計が重視
- 360 mmラジエーターが標準化
- 2026年の水冷ブロック
- EKWBが新たに発表した「Quantum Vector³」シリーズは、冷却効率が15 %向上
スペック比較表
| 製品名 | スロット | ファン数 | ラジエーター径 | TDP | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| RTX 5090 FE | 2 | 2 | 140 mm | 450 W | ¥199 900 |
| ASUS ROG Astral | 4 | 4 | 140 mm | 450 W | ¥279 900 |
| MSI Suprim Liquid | 4 | 4 | 360 mm | 450 W | ¥289 900 |
| Gigabyte AORUS Master | 4 | 4 | 140 mm | 450 W | ¥279 900 |
| Zotac AMP Extreme | 4 | 4 | 360 mm | 500 W | ¥299 900 |
具体例・対応製品
- RTX 5090 FE – 2‑slot設計でミドルタワーケースに最適。
- ASUS ROG Astral RTX 5090 – 4‑slot、クアッドファンで高い冷却性能とRGBを両立。
- MSI Suprim Liquid SOC AIO 360 – 360 mmラジエーターで水冷を手軽に導入。
- Gigabyte AORUS Master – 熱センサー付きで温度管理が容易。
- Zotac AMP Extreme AIRO – 360 mm厚設計で静音性に優れ、ハイエンドゲーミングに適合。
自作PCでの選び方・注意点
- ケースのサイズ
- 4‑slotクーラーは最低でも140 mmの幅を確保。2‑slotの場合は120 mm幅が必要。
- 電源容量
- RTX 5090は450 W TDP。推奨電源は750 W以上、80 + Gold以上の認証。
- GPUサポートブラケット
- 2.5 kgの重量に対しては必須。取り付け位置はケースの背面に固定。
- 冷却パス
- ファンの向きは上流→下流。ファンの回転方向はCPUファンと逆に設定。
- 水冷ブロックの取り付け
- EKWB Quantum Vector²は専用のクランプが必要。水冷配管は短く、曲げ角度は30°以内。
- 垂直マウント対応
- 2026年以降のモデルは垂直マウントに対応。ケーブル管理が容易になる。
関連用語との違い
- GPU Sag
- GPUの重量が長時間にわたってケース内にかかることで、基板が下げられる現象。FEは2‑slotで軽量設計だが、4‑slotクーラーは重量が増加。
- AIO(All‑In‑One)水冷
- 一体型の水冷システム。MSI Suprim LiquidはAIOであり、別途ラジエーターを設置する必要がない。
- VRM(Voltage Regulator Module)
- GPUの電源供給を安定させる回路。RTX 5090は高性能VRMを採用し、過熱を防止。
よくある質問(FAQ)
Q1: RTX 5090 FEはどのケースに入りますか?
A1: 2‑slot設計で幅が140 mmです。ミドルタワーやフルタワーケースの背面に設置可能。ファンの向きと配管を考慮して、クーラーの設置スペースを確保してください。
Q2: 4‑slotクーラーを使う場合、GPUサポートブラケットは必須ですか?
A2: はい。RTX 5090は2.5 kgの重量があり、4‑slotクーラーはさらに重くなるため、サポートブラケットを装着して重量分散と振動吸収を行う必要があります。
Q3: 水冷ブロックとAIO水冷のどちらが安価ですか?
A3: EKWB Quantum Vector²は299 USDで単体販売ですが、AIO水冷はラジエーター・ポンプ・冷却液を含むため、総合的に見るとMSI Suprim Liquid(289 900 ¥)と同等かやや高価です。ただし、AIOは取り付けが簡単で、冷却性能はほぼ同等です。
まとめ
RTX 5090は、24 GB GDDR7と450 W TDPで高いパフォーマンスを提供する一方、重量化と冷却負荷が課題となっています。Founders Editionから4‑slotクーラー、AIO水冷、専用ブロックまで、用途と予算に合わせた冷却ソリューションが豊富に揃っています。2025〜2026年のトレンドでは、4‑slotクーラーのファン数増加、360 mmラジエーターの標準化、垂直マウント対応が進み、GPUサポートブラケットの重要性が高まっています。自作PCを組む際は、ケースサイズ、電源容量、サポートブラケットの装着、冷却パスの設計を十分に検討し、最適なクーラーを選定してください。