Intel第12世代Core以降で採用される高効率コア(E-core)のマイクロアーキテクチャ
Gracemontは、Intel第12世代Core(Alder Lake)から採用された高効率コア(E-core)のマイクロアーキテクチャで、電力効率を重視した設計となっています。
Gracemontの特徴:
L1命令: 64KB(4コアで共有)
L1データ: 32KB/コア
L2: 2MB(4コアクラスタで共有)
L3: P-coreと共有
IPC向上: Skylake同等のシングルスレッド性能
電力効率: 同性能で40%少ない消費電力
面積効率: P-coreの1/4のダイサイズ
スループット: マルチスレッドで優れた効率
E-coreが効果的なタスク:
バックグラウンド処理
軽量タスク
並列処理
Intel Thread Directorとの協調:
Gracemont採用CPU:
第12世代Core Mobile
Alder Lake-N(Atomブランド)
命令セット: AVX2対応(E-core初)
仮想化: VT-x/VT-d完全対応
セキュリティ: CET(Control-flow Enforcement)
AI推論: VNNI命令対応
シングルスレッド: 第6世代Core相当
マルチスレッド: 4E-coreで1P-core以上の効率
消費電力: P-coreの1/3〜1/4
発熱: 極めて低い
単体性能は限定的
AVX-512非対応
ゲーミングには不向き
E-core
P-core
Golden Cove
Thread Director
Alder Lake