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HDMI 1.4 (2009, Ethernet + 3D + ARC + 4K)(エイチディーエムアイイチテンヨン)

HDMI Founders が 2009 年 5 月策定の HDMI 1.4。最大 10.2Gbps (HDMI 1.3 同等) ・4K/30Hz 対応 (3840×2160 解像度を初サポート)・HEC (HDMI Ethernet Channel、100Mbps Ethernet 統合)・ARC (Audio Return Channel、テレビからオーディオ機器への音声返送)・3D 立体視映像 (フレームパッキング 1080p/24Hz)・Micro HDMI (Type D、19-pin 超小型) を追加、ホーム AV システムの統合度を飛躍的に向上。

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2026/5/13 更新
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HDMI 1.4
2009
4K/30Hz
HEC Ethernet
ARC
3D

概要

HDMI 1.4 は、HDMI Founders が 2009 年 5 月 28 日策定の HDMI 規格更新で、最大 10.2Gbps (HDMI 1.3 同等の帯域、解像度・機能を拡張する形での仕様強化)・4K/30Hz 対応 (3840×2160 解像度を HDMI 規格で初サポート、テレビ業界の 4K 化への前奏)・HEC (HDMI Ethernet Channel、100Mbps Ethernet 信号を HDMI ケーブル内に統合、別途 LAN ケーブル接続を不要化)・ARC (Audio Return Channel、テレビからオーディオ機器への音声返送機能、光ケーブル S/PDIF 不要化)・3D 立体視映像 (フレームパッキング 1080p/24Hz、左右目用の 2 つのフレームを 1 つの HDMI 信号で伝送)・Micro HDMI (Type D、19-pin 超小型コネクタ、スマートフォン・タブレット・小型カメラ用) を追加、ホーム AV システムの統合度を飛躍的に向上させた重要な仕様更新です。HDMI 1.3 (2006) の 10.2Gbps 帯域を活用して 4K/30Hz (3840×2160・約 8.3M ピクセル・30fps で約 8Gbps 必要)・3D 立体視 (左右目用 2 フレーム伝送で 1080p/24Hz × 2 = 約 5Gbps)・Ethernet 統合 (100Mbps = 0.1Gbps の余裕)・ARC・新コネクタタイプを統合、家庭用テレビ + Blu-ray プレイヤー + AV アンプ + ゲーム機の配線を簡素化、ARC 機能で HDMI ケーブル 1 本でテレビからアンプへの音声返送を可能にし、光ケーブル (S/PDIF Toslink、光デジタルケーブル) 不要に、Apple TV 3rd Gen (2012 年 3 月、1080p)・Sony BRAVIA 3D 対応テレビ (2010 年〜、Sony X9000 シリーズ)・PS4 (2013 年 11 月)・Xbox One (2013 年 11 月)・Nintendo Wii U (2012 年 11 月) などで採用されました。

主な特徴・仕組み

  • 策定: 2009 年 5 月 28 日 HDMI Founders
  • 最大帯域: 10.2Gbps (HDMI 1.3 同等)
  • 解像度: 4K/30Hz (3840×2160) 初対応
  • HEC (HDMI Ethernet Channel): 100Mbps Ethernet 統合
  • ARC (Audio Return Channel): テレビ→アンプ音声返送
  • 3D 立体視: フレームパッキング 1080p/24Hz
  • 新コネクタ: Micro HDMI (Type D、19-pin 超小型)
  • 車載用コネクタ: Type E (車載 HDMI)
  • 代表製品: Apple TV 3rd Gen (2012)・PS4 (2013)・Sony BRAVIA 3D
  • 後継: HDMI 2.0 (2013、4K/60Hz)

スペック比較表 (HDMI 1.4 で追加された機能)

機能HDMI 1.3 (2006)HDMI 1.4 (2009)
帯域10.2Gbps10.2Gbps (同等)
4K 対応なし4K/30Hz
Ethernetなし100Mbps HEC
ARCなしあり
3D 立体視なしフレームパッキング 1080p/24Hz
Micro HDMIなしType D 追加

具体例・対応技術 / 採用製品

  • Apple TV 3rd Gen (2012 年 3 月): 1080p、HDMI 1.4
  • PS4 (2013 年 11 月): HDMI 1.4 採用、後に PS4 Pro で 2.0a へ
  • Xbox One (2013 年 11 月): HDMI 1.4 採用
  • Nintendo Wii U (2012 年 11 月): Nintendo 初の HDMI ゲーム機
  • Sony BRAVIA HX900 (2010): 3D 対応テレビの初期機種

自作PCでの選び方・注意点

HDMI 1.4 (2009) は 2026 年現在、レガシー規格として位置付けられ、最新 GPU・モニタ・テレビは HDMI 2.0/2.1 を採用、HDMI 1.4 は 4K/60Hz・HDR・可変リフレッシュレート (VRR) 等の現代必須機能に対応せず、実用面では中古市場の古い AV 機器 (2010-2014 年製のテレビ・Blu-ray プレイヤー)・古いゲーム機 (PS4 初期型・Xbox One 初期型・Wii U) の保守用途のみ。AI 時代の 2026 年現在、自作 PC ユーザーが HDMI 1.4 を意識するシーンは限定的、4K/30Hz モニタ・テレビは現代ほぼ存在せず (4K = 60Hz が標準)、HDMI 2.0 (2013、4K/60Hz)・HDMI 2.1 (2017、8K/60Hz・4K/120Hz) が選択肢の中心。HDMI 1.4 の歴史的意義は、4K/30Hz 対応・3D 立体視映像・HEC Ethernet・ARC・Micro HDMI などの「家庭用 AV エコシステムの統合機能」を一気に投入した功績で、ARC は現代の eARC (HDMI 2.1、最大 37Mbps オーディオ伝送) への前駆として継続発展、家庭用 AV システムの簡素化に大きく貢献した重要な節目。3D 立体視映像は HDMI 1.4 で標準化されたが、消費者の 3D 視聴疲労感・3D 眼鏡の不評・3D コンテンツ不足で 2010-2015 年に流行後 2016 年以降衰退、現代では Avatar (2009)・Star Wars (2015-2019) などの過去 3D 映画コレクション再生用途のみで実用範囲縮小。Micro HDMI (Type D) はデジタル一眼レフカメラ・ビデオカメラ・GoPro・小型 PC で 2026 年現在も採用継続、USB-C 統合の流れ (Apple iPhone 15-USB-C 2023)・USB-C DisplayPort (Alt Mode) でモバイル機器の HDMI 出力は USB-C 経由が主流化、Micro HDMI は徐々に減少傾向。

関連用語との違い

  • HDMI 1.3 (2006): 親、Deep Color のみ
  • HDMI 2.0 (2013): 後継、4K/60Hz
  • eARC (HDMI 2.1): ARC 拡張、最大 37Mbps

よくある質問(FAQ)

Q1: HDMI 1.4 で 4K/60Hz は? A: 不可、HDMI 1.4 は 4K/30Hz が最大、4K/60Hz には HDMI 2.0 (2013、18Gbps) 必須、4K/120Hz には HDMI 2.1 (2017、48Gbps) 必須。

Q2: ARC とは? A: Audio Return Channel、HDMI ケーブル 1 本でテレビからアンプへ音声を返送する機能、光ケーブル (S/PDIF) 不要化、HDMI 1.4 で標準化・eARC (HDMI 2.1) で拡張。

Q3: HEC Ethernet は実用? A: 100Mbps Ethernet を HDMI ケーブル内に統合、ただし実装機器が少なく実用普及せず、Wi-Fi 普及で Ethernet 統合の必要性が低下、現代ではほぼ使われない機能。

まとめ

  • HDMI 1.4 = 2009 年 5 月 28 日策定、4K/30Hz・3D・ARC・Ethernet
  • 10.2Gbps (HDMI 1.3 同等) で機能拡張、Micro HDMI (Type D) 追加
  • Apple TV 3rd Gen (2012)・PS4・Xbox One (2013) で採用
  • ARC は eARC (HDMI 2.1) へ進化、家庭 AV 統合の節目
この記事について
カテゴリーディスプレイ
難易度中級
作成日2026/5/13