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Honeywell Home T9スマートサーモスタット(ハネウェル ホーム ティーナイン スマートサーモスタット)

Resideo(Honeywell Home)製のマルチルームWi-Fiスマートサーモスタット。リモートセンサーで複数部屋の温度を計測し、在室検知と組み合わせて最適な温度制御を実現。Amazon Alexa/Google Assistant対応で$149〜$199の中価格帯プレミアムモデル。

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2026/6/6 更新
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Honeywell Home T9 — マルチルーム対応中価格帯スマートサーモスタット

概要

Honeywell Home T9はResideo Technologies(Honeywellのホーム事業部門が2018年にスピンオフした独立会社)が製造するWi-Fiスマートサーモスタット。別売のBluetooth接続リモートセンサーを使ったマルチルーム温度管理が最大の特徴で、Nest Learningやecobeeよりも手頃な価格帯($149〜$199)でマルチゾーン機能を提供する実用的なモデル。

基本スペック

項目詳細
価格帯$149〜$199(北米定価)
ディスプレイ3.5インチ カラータッチスクリーン
接続Wi-Fi 802.11 b/g/n・Bluetooth 4.0
センサー拡張T9リモートセンサー(別売 $29/個、最大20個)
音声対応Amazon Alexa・Google Assistant(スマートスピーカー経由)
アプリHoneywell Home(iOS/Android)
スケジュール7日間・最大4段階/日
対応HVAC24V・ヒートポンプ・マルチステージ対応
発売2019年(継続販売)

T9リモートセンサーシステム

T9の差別化機能はBluetooth接続のワイヤレスリモートセンサー。ecobeeのSmartSensorと同様のコンセプト:

T9システム構成:

T9本体(サーモスタット)
  リビング温度制御(本体センサー)
  寝室A → T9センサー#1(温度24℃・在室○)
  寝室B → T9センサー#2(温度26℃・在室×)
  子供部屋 → T9センサー#3(温度25℃・在室○)

在室部屋(A・子供部屋)の平均= 24.5℃を目標温度として制御
在室なし部屋(B)は考慮から除外 → 省エネ

T9センサーは温度と在室(動体検知)を測定し、Bluetooth経由でT9本体に送信。スマートフォンGPS連携と組み合わせてHome/Away自動切換えも機能する。

スケジュールと学習機能

T9はNestの自動学習型とは異なり、手動スケジュール設定をベースにする:

  • 7日間スケジュール: 曜日ごとに最大4つの時間帯(Wake/Leave/Return/Sleep)を設定
  • Flex Scheduling: 通常より早い帰宅や遅い就寝を検知してスケジュールを柔軟調整
  • Smart Response: 目標温度に達するために必要な事前加熱・冷却時間を学習・自動算出
  • Home/Away: スマートフォン位置情報とT9センサーで在宅判定・自動切替

Alexa/Google Assistant統合

T9はスマートスピーカー経由で音声制御が可能:

音声コマンド例(Alexa):
「アレクサ、サーモスタットを21度に設定して」
「アレクサ、今の家の温度は?」
「アレクサ、ヒーターをEcoモードにして」

音声コマンド例(Google):
「OK Google、温度を22度に上げて」
「OK Google、家の中は何度?」

Matter対応はT9世代では非対応(後継モデルT10 ProやT6 ProはMatter対応済み)。

競合との比較

項目T9ecobee PremiumNest Learning
価格(本体)$149〜$199$249$279
リモートセンサー$29/個$79/個廃止
音声AI内蔵なしAlexa内蔵Google AI内蔵
Matter対応×○○
AI自動学習限定的○○(高度)
Apple HomeKit非公式○○

T9のポジション: エントリープレミアム〜ミドルレンジ。予算を抑えてマルチルームセンサー機能を使いたいユーザーに最適。

インストール

T9はDIYインストール向けに設計されており、必要な工具はプラスドライバーのみ:

  1. ブレーカーでHVACの電源を遮断
  2. 既存サーモスタットの配線を写真で記録
  3. T9のアダプタープレートを壁に固定
  4. 配線を端子に接続(Honeywell Homeアプリの配線ウィザードがガイド)
  5. Honeywell Homeアプリで初期設定

C線がない場合のUHP(Universal Hardwire Power)キット($24.99)を別途購入すれば多くのシステムで追加配線不要。

よくある質問(FAQ)

Q1: T9とT10 Proの違いは? A: T10 ProはT9の後継で、Matter対応・より高度なAI学習機能を追加した上位モデル($199〜$249)。T9は継続販売で手頃な選択肢として残っている。

Q2: 日本で使えますか? A: 北米24V HVACシステム専用のため日本の家庭用エアコンには使用不可。

Q3: Apple HomeKitと直接つながりますか? A: T9世代はMatter非対応のためHomeKitネイティブ接続不可。Homebridge(オープンソース)経由でHomeKitに追加する非公式の方法はある。

まとめ

Honeywell Home T9はNestやecobeeよりも手頃な価格でマルチルームセンサー機能を提供するコストパフォーマンス重視のスマートサーモスタット。Matter非対応というデメリットはあるものの、Amazon Alexa/Google Assistantとの連携・直感的なアプリ・最大20個のリモートセンサー拡張性で、北米ホームオーナーにとって実用的な選択肢であり続けている。

この記事について
カテゴリー周辺機器
難易度初級
作成日2026/6/6