LEDテープやネオンフレックスの色・明るさ・エフェクトを制御するデバイスで、リモコン/アプリ/マザーボード連携で操作する。
LEDコントローラーは、LEDテープライトやネオンフレックスなどのLED照明の色・明るさ・発光パターンを制御するデバイスである。単色LEDの調光、RGB LEDの色変更、アドレサブルRGBのエフェクト制御など、接続するLEDの種類に応じた制御機能を提供する。
| 種類 | 制御方式 | 対応LED | 接続 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|
| IRリモコン式 | 赤外線リモコン | 12V RGB | 電源ライン割り込み | 500-1,500円 |
| RFリモコン式 | 無線RF | 12V/24V RGB | 電源ライン割り込み | 1,000-3,000円 |
| Wi-Fi/BT式 | スマホアプリ | RGB/ARGB | Wi-Fi/Bluetooth | 1,500-5,000円 |
| マザーボード連携 | ソフトウェア | 5V ARGB | 3ピンヘッダー | ボード付属 |
| マイコン式 | プログラム制御 | WS2812B等 | GPIO/SPI | 500-3,000円 |
最も安価でシンプルなコントローラー。24キーまたは44キーのリモコンで16色+エフェクトを切り替える。赤外線方式のため、リモコンを受光部に向ける必要がある。デスク下など死角に設置すると操作しにくい弱点がある。
スマホアプリから制御するタイプで、Govee、Magic Home、Tuya系などの製品がある。タイマー設定・音楽同期・シーン自動切替などの高度な機能を持ち、スマートスピーカー(Alexa/Google Home)との連携も可能。一般消費者向けの主流はこのタイプに移行している。
Arduino、ESP32、Raspberry Pi Picoなどのマイコンボードを使い、自分でプログラムを書いてLEDを制御する方式。FastLED(Arduino向けライブラリ)やNeoPixel(Adafruit製ライブラリ)を使えば数行のコードでアドレサブルLEDを制御できる。
ESP32にWLEDファームウェアを書き込めば、プログラミング不要でWebブラウザ/アプリから100以上のプリセットエフェクトを利用でき、Home AssistantやMQTTとの統合も可能。自作PC・スマートホーム愛好家に人気のDIYアプローチである。
マザーボードのARGBヘッダーが不足する場合や、より高度な制御を求める場合に専用コントローラーを使用する。
Corsair iCUE Commander Core XT はCorsairのRGBエコシステムの中核で、最大6台のRGBファン+LEDテープを接続・制御できる。USB 2.0ヘッダー経由でiCUEソフトウェアから制御する。
NZXT CAM RGB & Fan Controller はシンプルなUI設計で初心者に人気。最大3チャンネルのRGBデバイスと3チャンネルのファンを1台で管理できる。
Razer Chroma Addressable RGB Controller はRazer Synapseから制御するARGBコントローラーで、Razer製品以外のARGBデバイスもChromaエコシステムに統合できる。
アドレサブルRGBの制御信号は以下のプロトコルが使われる。
PC向けのARGBは事実上WS2812Bプロトコル一択。業務用やイベント用途ではDMX512やArt-Netが使われる。
メーカー純正ソフトウェアでは困難。OpenRGBを使えばASUS/MSI/GIGABYTE/Corsair/Razer等の異なるメーカーのRGBデバイスを1つのソフトウェアで統合制御できる。ただし対応デバイスリストの確認が必要。
単色LEDテープなら電源(ACアダプタ)に直結すれば常時点灯する。RGB/ARGBテープはコントローラーなしでは白色一色(全チャンネルON)でしか光らないため、色変更やエフェクトにはコントローラーが必須。
ESP32開発ボード(約1,500円)、レベルシフタ(約200円)、5V電源、アドレサブルLEDテープがあれば構築できる。WLEDファームウェアはWebブラウザからESP32にフラッシュでき、はんだ付けの技術があれば30分程度で完成する。