Lenovo が 2025 年公開した Legion Go の軽量廉価版ゲーミングハンドヘルド。AMD Ryzen Z2 / Z2 Go と 8 インチ 120Hz IPS を搭載し、SteamOS 版と Windows 版の両系統を同時展開した革新的構成。
Lenovo Legion Go S(レジオン ゴー エス)は、2025 年に Lenovo がリリースした Legion Go シリーズの軽量廉価版ゲーミングハンドヘルドです。元の Legion Go(2023 年発売)は 8.8 インチ 1600p QHD+ ディスプレイと脱着式コントローラを採用した最上級機だったのに対し、Go S は 8 インチ 1080p 120Hz IPS の標準的構成と一体型グリップを採用して、730g 級の軽量化と $499 からのエントリ価格を実現しました。
最大の特徴は、SteamOS 公式ライセンス版と Windows 11 版を同時投入した業界初の戦略です。Steam Deck OLED が 67Wh バッテリ・530g・$549 という強敵だったため、Lenovo は Valve から SteamOS のライセンスを取得して直接ぶつけました。Windows 11 版は ROG Ally X 対抗、SteamOS 版は Steam Deck 対抗という二段構えで、ハンドヘルド PC 市場の競争を激化させた製品です。
| 製品 | SoC | 画面 | 重量 | 価格 | OS |
|---|---|---|---|---|---|
| Legion Go S | Ryzen Z2 | 8" 1080p 120Hz | 730g | $499-799 | SteamOS / Win11 |
| ROG Ally X | Ryzen Z1 Extreme | 7" 1080p 120Hz | 678g | $799 | Win11 |
| MSI Claw A8 | Ryzen Z2 Extreme | 8" 1080p 120Hz | 795g | $899 | Win11 |
| Steam Deck OLED | Custom Zen2 | 7.4" OLED 90Hz | 640g | $549 | SteamOS |
| Legion Go(初代) | Ryzen Z1 Extreme | 8.8" 1600p 144Hz | 854g | $699 | Win11 |
ハンドヘルド PC を初めて買うなら、SteamOS 版 Legion Go S は Steam Deck の使いやすさを 8 インチ大画面で得られる魅力的な選択肢です。Windows 11 版は ゲームパス・Epic Games・GOG Galaxy など Steam 以外のストアにアクセスでき、自作 PC ユーザー向けの自由度が高い構成です。
ただし、ハンドヘルド PC は「据置 PC の代替」ではなく「リビング/出先での補助機」として使うのが現実的です。AAA タイトルを最高設定で動かす目的なら、依然として据置自作 PC + ノート PC の組み合わせが優位です。
Q1: SteamOS 版と Windows 11 版どちらを選ぶべきですか? A: Steam ゲーム中心なら SteamOS 版が省電力・安定動作で有利。ゲームパス/Epic 等を併用するなら Windows 11 版を選びます。
Q2: 据置モニタ接続は可能ですか? A: USB-C DP-Alt モード経由で 4K@60Hz 出力可能です。65W PD ハブ + キーボード/マウスで簡易デスクトップ運用もできます。
Q3: バッテリ持続時間はどれくらいですか? A: AAA タイトルで 1.5-2 時間、軽量ゲーム/エミュレーションで 4-6 時間程度。Steam Deck OLED よりやや短めです。