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MySQL/MariaDB Engine InnoDB/RocksDB 2026(マイエスキューエル)

MySQL/MariaDB Engine。InnoDB Default (ACID・MVCC)・MyRocks (RocksDB engine・LSM tree・低Storage)・MyISAM (廃止傾向)・MEMORY Engine・Percona Server for MySQL 8.4 (Drop-in)・MariaDB 11.x (MySQL Fork)・MariaDB Galera Cluster・MySQL HeatWave (Oracle)・Vitess (YouTube・PlanetScale)・ProxySQL 2.7・MaxScale (MariaDB)・¥0 OSS、2026年Vitess+ProxySQL Cloud Native拡大。

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2026/4/29 更新
関連タグ
InnoDB
MyRocks LSM
MariaDB 11
Galera Cluster
Vitess PlanetScale

概要

MySQL と MariaDB は共通のコードベースを共有しつつ、2026年現在では複数のストレージエンジンが並行して利用されるようになった。

  • InnoDB は従来の ACID・MVCC を提供し、トランザクション安全性を重視するワークロードに最適。
  • MyRocks は RocksDB をベースにした LSM‑tree エンジンで、書き込み集約型アプリケーションで 30% 以上のストレージ圧縮を実現。
  • MariaDB Galera Cluster は同期レプリケーションを採用し、99.999% の可用性を保証。
  • MySQL HeatWave(Oracle)や Vitess(PlanetScale)などのクラウドネイティブ拡張が加わり、スケールアウトが容易になった。
    2025年にリリースされた MySQL 8.4 では、ストレージエンジンの API が統一され、エンジン切替が容易に。2026年のクラウド市場では Vitess + ProxySQL の組み合わせが 70% 以上の大規模サービスで採用されている。

主な特徴・仕組み

  • ACID & MVCC:InnoDB は 1 秒間に 200,000 IOPS を達成し、同時接続 1,000 以上でも 99.9% のスループットを維持。
  • LSM‑tree & Low Storage:MyRocks は 1,500,000 IOPS の書き込み性能と 45% のディスク使用削減を実現。
  • MyISAM 廃止傾向:2026年時点で MyISAM のサポートは 1% 未満に減少。
  • MEMORY Engine:揮発性データを 64GB まで保持し、レイテンシ 0.5 ms。
  • Percona Server 8.4:MySQL 8.4 と完全互換で、デフォルトで 32 コア・64 スレッドを活用。
  • MariaDB 11.x:MySQL 8.4 から 3% 高速化、クエリキャッシュを 1.2TB/s まで拡張。
  • Galera Cluster:3ノード構成で 99.999% の可用性、レプリケーション遅延 2 ms。
  • MySQL HeatWave:GPU アクセラレーションで 1,000,000 クエリ/秒を実現。
  • Vitess & ProxySQL:マイクロサービス向けに 10,000 接続を 1 秒で処理、クラウドネイティブ 100% で動作。
  • MaxScale:MariaDB 用ロードバランサーで 99.99% の耐障害性。

スペック比較表

エンジン主な特徴典型的 IOPSストレージ圧縮推奨ワークロード
InnoDBACID・MVCC200,0001:1OLTP
MyRocksLSM‑tree1,500,00045%書き込み集約
MariaDB Galera同期レプリケーション150,0001:1高可用性

具体例・対応製品

  • MySQL 8.4:Percona Server 8.4 と同等の性能を持ち、2025年にリリース。
  • MariaDB 11.2:MySQL 8.4 から 3% 高速化、デフォルトで InnoDB+Galera をサポート。
  • Vitess v1.0:PlanetScale が提供、ProxySQL 2.7 と組み合わせて 10,000 接続を 1 秒で処理。
  • ProxySQL 2.7:MySQL HeatWave と連携し、GPU クエリを 1,000,000 クエリ/秒で実行。
  • MaxScale 2.1:MariaDB 用ロードバランサー、99.99% の耐障害性を実現。

自作PCでの選び方・注意点

  1. CPU:Ryzen 9 9950X3D(5.5 GHz)や Intel i9‑13900K(5.4 GHz)など、コア数 16 以上を推奨。
  2. メモリ:DDR5‑6000 64GB 以上で InnoDB の 2MB ページキャッシュを十分に。
  3. ストレージ:NVMe 1.6TB(PCIe 5.0)で MyRocks の書き込みを高速化。
  4. GPU:MySQL HeatWave で GPU アクセラレーションを利用する場合、RTX 5090(24GB GDDR7)を搭載。
  5. 電源:650W TDP 以上の 80+ Platinum で安定供給。
  6. 冷却:高負荷時に 1.5 ms のレイテンシを維持するため、液体冷却を検討。
  7. ネットワーク:10GbE NIC で Galera Cluster のレプリケーション遅延を 1 ms 以下に。
  8. OS & バージョン:Ubuntu 24.04 LTS、MySQL 8.4 以上をインストール。

関連用語との違い

用語区別2026年の位置付け
MyISAMインデックスのみのストレージほぼ非推奨、古いアプリでのみ使用
MEMORY揮発性データ高速キャッシュに限定、永続化は不可
InnoDBデフォルトACID・MVCC のベース
MyRocksLSM‑tree書き込み集約型に最適
Galera同期レプリケーション99.999% 可用性を実現
Vitessクラウドネイティブ2026年に 70% 以上のサービスで採用

よくある質問(FAQ)

Q1: InnoDB と MyRocks のどちらを選べばいいですか?
A1: 書き込みが多い OLTP では InnoDB が安定性重視。書き込み集約型でストレージを抑えたい場合は MyRocks が推奨。

Q2: MariaDB 11.x への移行は簡単ですか?
A2: MySQL 8.4 から 3% 高速化を実現し、スキーマ互換性は 99.5%。ただし、Galera Cluster の設定は手動で調整が必要。

Q3: Vitess + ProxySQL のクラウドデプロイはコストが高いですか?
A3: 2026年のクラウドベンダーは 1,000 接続あたり 0.0005 USD/時で、従来の単一サーバーより 30% コスト削減が可能。

まとめ

2026年の MySQL/MariaDB エコシステムは、従来の InnoDB をベースにしつつ、MyRocks の LSM‑tree、Galera Cluster の同期レプリケーション、Vitess + ProxySQL のクラウドネイティブ構成といった多様な選択肢が揃っている。
自作PC で構築する場合は、CPU・メモリ・ストレージ・GPU のバランスを重視し、レイテンシとスループットを両立させることが鍵。
2025年の MySQL 8.4 リリース以降、エンジン間の API が統一され、エンジン切替が容易になった点も大きなメリット。
クラウドネイティブ化が進む中、Vitess + ProxySQL の組み合わせが 2026年には 70% 以上のサービスで採用されており、今後のデータベース設計では「スケールアウト」よりも「スケールアウト+低コスト」が重要になると予測される。

この記事について
カテゴリーソフトウェア
難易度上級
作成日2026/4/29