ニンテンドーDS(ニンテンドーディーエス)
任天堂が2004年12月2日発売した二画面タッチパネル携帯ゲーム機。¥15,000で累計1.54億台販売。
概要
ニンテンドーDS(Nintendo DS、型番NTR-001)は、任天堂が2004年12月2日に¥15,000で発売した携帯ゲーム機で、Dual Screen(二画面)の頭文字が機種名の由来。ARM946E-S 67MHz(メイン)+ARM7TDMI 33MHz(サブ・GBA互換)のデュアルARMアーキテクチャを採用、上画面(3型TFT)+下画面(3型抵抗膜タッチパネル)の革新的構成、内蔵マイク、Wi-Fi 802.11b通信、GBAスロット併設という多機能設計で「ゲームの遊び方を変えた」名機。代表作は脳を鍛える大人のDSトレーニング(2005年5月¥2,800、累計1,884万本)が引き起こした「脳トレ」社会現象、Newスーパーマリオブラザーズ(2006年5月¥4,800、累計3,094万本)、ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(2006年9月¥4,800、累計1,816万本)、マリオカートDS(2005年12月¥4,800、累計2,360万本)など。後継機としてDS Lite(2006年3月¥16,800、軽量化)・DSi(2008年11月¥18,900、カメラ搭載)・DSi LL(2009年¥20,000、大画面)が順次発売。累計1.54億台販売(携帯機歴代最多記録、2026年現在も最多)。2011年Nintendo 3DS(¥25,000)登場で新規ハード移行も、互換性で2017年DS新規生産終了まで現役だった。
主な特徴・仕組み
- メインCPU: ARM946E-S 67MHz
- サブCPU: ARM7TDMI 33MHz(GBA互換用)
- メモリ: メイン4MB、ビデオ656KB
- 表示: 上下各3型TFT 256×192(下画面タッチパネル)
- 入力: 抵抗膜タッチ、内蔵マイク、十字+ABXY
- 通信: Wi-Fi 802.11b、ローカル通信
- 互換: GBAスロット併設(GBAソフト動作)
- 電源: 内蔵Li-ion、約10時間稼働
- 価格: NTR-001 ¥15,000、DS Lite ¥16,800、DSi ¥18,900、DSi LL ¥20,000
- 累計販売: 1.54億台(DS系列合計、世界)
スペック比較表
| 項目 | DS NTR-001 | DS Lite USG-001 | DSi TWL-001 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 発売年 | 2004/12 | 2006/03 | 2008/11 | 進化 |
| 重量 | 275g | 218g | 214g | 軽量化 |
| 画面輝度 | 標準 | 4段階調整 | 5段階+カメラ | 改善 |
| GBA互換 | あり | あり | なし | 削除 |
| カメラ | なし | なし | 内外30万画素×2 | 追加 |
| Wi-Fi | b | b | b/g | 高速化 |
具体例・対応製品
- NTR-001本体: ¥15,000(2004年12月2日)
- 脳を鍛える大人のDSトレーニング(2005年5月19日¥2,800): 累計1,884万本
- Newスーパーマリオブラザーズ(2006年5月25日¥4,800): 累計3,094万本
- ポケモン ダイヤモンド・パール(2006年9月28日¥4,800): 累計1,816万本
- マリオカートDS(2005年12月8日¥4,800): 累計2,360万本
- どうぶつの森 おいでよ どうぶつの森(2005年¥4,800): 累計1,175万本
- DS Lite USG-001(2006年3月2日¥16,800): 軽量化決定版
自作PCでの選び方・注意点
中古実機相場はDS Lite¥3,000-8,000、DSi¥4,000-10,000、初代NTR-001¥2,000-5,000(程度悪い)。ヒンジ折れ・タッチパネル劣化・上画面ケーブル断線が定番故障。R4カード等のフラッシュリンカは違法品で、入手不可+使用は著作権法違反。エミュレータDeSmuMe・MelonDSが成熟、Switch+任天堂公式リメイク(ポケモンBDSP等)が現代解。Analogue PocketはGBC/GBA対応だがDS未対応。
関連用語との違い
初代GB(1989年)・GBA(2001年¥9,800、累計8,151万台)の後継携帯機で、DSは二画面+タッチで「ゲームの遊び方を変えた」革新機。後継Nintendo 3DS(2011年¥25,000、累計7,594万台)は裸眼立体視+下画面タッチで進化、2017年Nintendo Switch(¥29,980)で携帯+据置統合。携帯機歴代1位(DS 1.54億台)はSwitch(2026年累計1.4億台超え見込み)に追い抜かれる手前の段階。
よくある質問(FAQ)
Q1: DSはなぜ大ヒットした? A: 二画面+タッチパネル+マイクの直感操作、脳トレ等の非ゲーマー層への訴求、GBA互換による既存ユーザーの取り込み、¥15,000という戦略的価格設定が複合要因です。
Q2: 初代DSとDS Liteの違いは? A: DS Liteは2006年3月発売の軽量化決定版(275g→218g、4段階輝度調整、画面サイズ拡大)。互換性同等で初代より大幅に快適、現在の中古推奨機です。
Q3: GBAソフトはどのDSで動く? A: 初代DS(NTR-001)・DS Lite(USG-001)はGBAスロット併設で互換動作。DSi・DSi LL以降はGBAスロット削除でGBA非対応となりました。
まとめ
- 2004年12月2日¥15,000・二画面タッチ携帯機
- ARM946E-S+ARM7TDMIデュアル構成・GBA互換
- 累計1.54億台(携帯機歴代最多)・脳トレ社会現象
- DS Lite/DSi/DSi LLで進化、2017年生産終了
- 後継3DS→Switchへの礎となった任天堂中興の祖